“ユーヴェが頼るべき選手”と“ナポリが失ってはならない選手”とは?ビッグマッチで激突の2チームに伊解説陣が見解! | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】セリエA第27節のビッグマッチ、ナポリ対ユヴェントス戦などについて、『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣が見解を示した。 【動画】復調気配のナポリがラスパドーリの決勝弾で2位ユーヴェを撃破!ナポリ×ユヴェントス|ハイライト
首位インテルが独走態勢に入る中、マッシミリアーノ・アッレグリ率いる2位ユヴェントスとフランチェスコ・カルツォーナ率いる新生ナポリによるビッグマッチは、2-1でホームのナポリに軍配が上がった。そんなスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナの大一番について、『ダゾーン・イタリア』の解説陣が「Sunday Night Square」の番組内で見解を示した。
伊解説陣が見たナポリvsユーヴェ
42分、フヴィチャ・クヴァラツヘリアのボレーで先制点を奪われたユヴェントスは、81分にFWフェデリコ・キエーザの同点弾で試合を振り出しに戻した。だが87分、途中出場した18歳ジョセフ・ノンゲが不用意にもヴィクター・オシムヘンの足を踏んでPKを献上。守護神のヴォイチェフ・シュチェスニーがナイジェリア代表FWのシュートを阻むも、ジャコモ・ラスパドーリに押し込まれて決勝点を奪われた。 元インテル指揮官のアンドレア・ストラマッチョーニは、ドゥシャン・ヴラホヴィッチら攻撃陣が決定機を決めきれずに勝利を逃したアッレグリのチームを分析した。 「ユヴェントスは、最近の試合の中で最高のパフォーマンスだった。多くのチャンスを作り出し、同点に追いつくのにふさわしい出来だったが、ノンゲの不用意なプレーの代償を払うことになった。それに(ダニエレ)ルガーニの決定機もあり、離脱者がいることも踏まえると、パフォーマンスの点でとがめるべきところはあまりないように思う」 一方、ナポリはカルツォーナの指揮官就任後、公式戦2勝2分で復調の兆しを見せている。ストラマッチョーニ氏が「ナポリは継続性を示す勝利を挙げた。ベンチの雰囲気を見ても、本当にポジティブな流れに変わる可能性があると感じている」と指摘すると、両チームのOBであるチーロ・フェラーラ氏が語った。 「サッスオーロ戦の勝利は重要だったが、今日の勝利は決定的なものになった。難しかったが、素晴らしい試合だった。この勝ち点3ポイントは順位表だけでなく、チームの士気の面においても、非常に重みのあるものと言えるだろう」