北野武監督(77)長編新作はAmazon MGMスタジオとタッグ「新たな挑戦でワクワク」
北野武監督(77)が脚本・主演も兼ねる新作の長編映画を「Amazon MGM スタジオ」が製作することが19日、発表された。 北野監督は1989年に「その男、凶暴につき」で初めて映画監督を務め、以降「ソナチネ」「アウトレイジ」シリーズなど計19本の長編映画を手掛けてきた。97年には第54回ヴェネツィア国際映画祭で「HANA-BI」が獅子賞を受賞。2003年には第60回ヴェネツィア国際映画祭で「座頭市」が監督賞にあたる銀獅子賞を受賞するなど、世界各国の映画祭で高い評価を受けてきた。 一方、Amazon MGM スタジオは第96回アカデミー賞で脚色賞を受賞した「アメリカン・フィクション」や、ゴールデングローブ賞を受賞したドラマ「マーベラス・ミセス・メイゼル」などを手掛け、第80回ゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞した映画「アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~」など、国際的なコンテンツを世界に向けて発信している。 日本を代表する巨匠・北野監督と手掛ける本プロジェクトは、各国の優秀なクリエーターたちの作品を世界のユーザーへ届けるべく同スタジオが掲げているビジョン「Home for Talent(才能がある人が集まる場所)」を象徴する歴史的な取り組みになるとしている。 北野監督は「映画を撮り始めて数十年がたちましたが、Amazon MGM スタジオとタッグを組むのは自分自身にとっても新たな挑戦でワクワクしています。現在鋭意製作中なので、続報にご期待ください」と自信をうかがわせるコメントを寄せた。 タイトルやストーリーの詳細、公開形式などは今後発表される。
テレビ朝日