『光る君へ』クランクアップ 吉高由里子「一生分の幸せを使ったくらい幸せ」柄本佑「紫式部役が吉高さんでよかった」
現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合 毎週日曜 午後8時ほか)がおよそ1年半にわたる撮影を終了し、主人公のまひろ(紫式部)を演じきった吉高由里子、藤原道長役の柄本佑のクランクアップコメントが到着した。 【写真】穏やかな笑顔を見せる吉高由里子、柄本佑 大河ドラマ第63作となる『光る君へ』は、「源氏物語」の紫式部が主人公。武家台頭の時代を目前に、華やかにひらいた平安文化の花。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した紫式部の一生を描いている。 <主演・吉高由里子(まひろ/紫式部 役)コメント> 『光る君へ』を撮影していた1年半は毎日、現場に来ることが楽しみで私の日常になっていました。その「日常」というものが、明日から「思い出」という言葉に塗りかえられてしまう瞬間をいま実感し、受け入れづらいです。大河ドラマの主役は一生に一度しかできないものだし、生きていて一度しかない「奇跡」がこの『光る君へ』という現場でした。一生分の幸せを使ったかなというくらい幸せでした。一日一日をかみしめてきょうを迎えることができて感慨深いです。ありがとうございました。 <柄本佑(藤原道長 役)コメント> 『光る君へ』チームはすてきな人たちばかりで、いつも温かく迎え入れてくれる、朗らかな現場でした。自分が出ていながら「本当に面白そうなドラマだな」と思える作品に参加できたことが本当に幸せで、あっという間でした。藤原道長の人生を1年半で過ごし、駆け足ですが、その時間を追体験できたと実感しています。スタッフ、キャスト、みんなの総意だと思いますが、紫式部役が「吉高由里子さんでよかったね」と撮影を終えたいまも感じています。ありがとうございました。
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