済美小と東大寺学園中Aが西日本大会へ 将棋団体戦奈良予選
文部科学大臣杯第20回小・中学校将棋団体戦(日本将棋連盟、産経新聞社主催)の奈良県予選が9日、三郷町の文化センターで行われ、中学校の部は東大寺学園中Aチーム、小学校の部は奈良市立済美小チームがそれぞれ優勝した。両チームは県代表として、7月30日に神戸市で開かれる西日本大会に出場する。 県予選は3人1チームの学校別対抗戦で、中学校の部は10チームが3グループに分かれて予選リーグを行った後に決勝トーナメントを、小学校の部は3チームが総当たり戦を行った。 済美小3年の尾崎楽一(らいち)君(8)は「チームメンバーの協力もあって優勝できた」と話した。東大寺学園中Aチームの2年、田畑優さん(13)は「さらに実力を伸ばして西日本大会に臨みたい」と抱負を述べた。 会場には日本将棋連盟・棋士会副会長の村山慈明八段も駆け付け、参加者たちと指導対局するなどして盛り上がった。