放鳥前にトキの生態を親子で学ぶ 穴水でこどもフェス ほくりくアイドル部メンバーも
早ければ2026年度に能登で実施される国特別天然記念物トキの放鳥に向け、穴水町のとふれあい文化センターで14日、「トキこどもフェスタ」が開かれ、親子ら約70人が講演や缶バッジ作りなどを通じてトキの生態に理解を深めた。 県と宝達志水町以北の9市町などでつくる能登地域トキ放鳥受入推進協議会が主催した。協議会アドバイザーで元恩賜上野動物園長の小宮輝之さんがほくりくアイドル部のメンバーとともに、トキは安全な水田がないと餌が食べられないことや、本州最後の野生のトキが穴水町で捕獲されたことを説明した。冒頭、協議会長の馳浩知事があいさつした。講演の最後には、副会長の茶谷義隆七尾市長があいさつした。