<佐原先生と土岐くん>「恋愛っていいな」素直な気持ちにさせる…岐洲匠×八村倫太郎で贈るピュア過ぎるラブストーリー
岐洲匠と八村倫太郎(WATWING)がW主演を務めるラブストーリー「佐原先生と土岐くん」が2月4日(日)よりCSチャンネル「女性チャンネル♪LaLa TV」で放送される。本作は体育教師とピュアなヤンキーの出会いを描き、「人を好きになるっていいな」と改めて恋愛の素晴らしさを感じさせてくれる瑞々しい恋の物語。本記事では胸キュンがめいっぱい詰まった本作の魅力を紹介する。 【写真】文化祭の「白雪姫」で佐原(岐洲匠)と土岐(八村倫太郎)がまさかのキス ■役者の魅力を最大限に引き出す 「さはとき」の愛称で知られる「佐原先生と土岐くん」はMBSドラマシャワー枠で放送中の、鳥谷コウの同名BLコミックの実写ドラマ化。けんかっ早いがピュアなヤンキーの土岐(八村)は、けんかと説教を繰り返していたある日、唯一自分と向き合ってくれた担任の爽やかイケメン体育教師・佐原(岐洲)に恋してしまう。「佐原に会いたい!」気持ちを押さえきれないピュアすぎる土岐と佐原の不器用でいちずな恋が展開する。 土岐が一目惚れするのも納得できるほどかっこよくて好青年な佐原を演じる岐洲は、「第27回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」出身。「宇宙戦隊キュウレンジャー」でデビューを果たしてキャリアを積み、「どうする家康」では家康の次男、結城秀康役を凛々しいビジュアルで演じている。また岐洲はかなりのゲーム好きでyoutubeでゲーム実況チャンネルを開設、そこではときに興奮したようすでゲームを行っているリラックスした姿も見せる。与えられた役どころをサラリと着こなすように演じる岐洲の素顔が垣間見られるようでギャップにドキリとさせられる人も多いだろう。 そんな岐洲が演じる佐原は爽やかに見えて、実は過去にトラウマを抱えている人物。好きな人物になかなか自分の気持ちを伝えることができず、やっとの思いで伝えた好きという気持ちを「自分の好きとは違う」と言われ、心に傷を抱えている。佐原の切なさに胸を傷めつつ、ここでもギャップにドキリとするさせられるのではないだろうか。 ■八村の人柄がにじみ出ているような土岐 一方、土岐を演じる八村はダンスボーカルユニット「WATWING」のメンバーであり、演技経験が豊富なわけではないなか「君の花になる」での好演は印象を残している。八村はお兄さん組として頼られつつネガティブな面もある、えいじを演じて等身大の人間味を見せ、劇中のボーイズグループ「8LOOM」としても活躍。八村は「WATWING」でもパフォーマンスはもちろん、飾らないトークで魅力を伝えている。 本作で八村が扮する土岐もありのままの姿が人を惹きつけると言える。恋愛に不慣れで、不器用である彼が、だからこそ純粋で、恋に一生懸命になっている姿は愛おしくて応援したくなる。八村の人柄がにじみ出ているように感じられる土岐は憎めなくて愛すべき存在なのだ。 佐原も土岐も演じている俳優たちの魅力が投影され、血の通ったキャラクターとなってるため、見るものを惹きつける力が宿っているといえるだろう。 ■リアルな恋の高揚感にキュンキュンさせられる 本作で一番おすすめしたいのは、やはり胸がキュンとときめく瞬間が何度も何度も押し寄せてくるところだ。ラブストーリーなら胸キュンシーンがあるのは当然と思われるかもしれないが、壁ドンなどのシチュエーションに萌えるだけじゃない、リアルな恋の高揚感がいっぱい詰まっているのだ。土岐は本当にピュアで、彼が佐原に出会って恋に落ち、恋愛に対して少しずつステップアップしていっているのが手に取るようにわかり、その一瞬一瞬に毎回キュンキュンとさせられる。 大人たちは誰もが煙たがる、ケンカばかりしている自分の心に向き合おうとしてくれる佐原が優しく絆創膏を貼ってくれた時に始まり、土岐が恋を感じているようすが丁寧に印象深く描かれていく。土岐を演じる八村が太い目の眉を寄せたり上げたりしながら、表情豊かに見せる“恋する顔”に注目して欲しい。クルクルと変わる表情は見飽きることなく、素直な気持ちがそのまま現れているようすがかわいらしくて吸引力高いのだ。 そして土岐のピュアさは恋愛に対してだけじゃない。友だちや先輩に対してもピュアでまっすぐで、たとえ自分が悪役となってしまっても、そのときに自分ができるベストだと思う言動をする。そんな土岐の純粋な心にもキュンと胸が痛くなってしまう。 さらに、本作でキュンとさせるのはもちろん土岐だけではなく、佐原もしかり。前述したようにトラウマを持つ佐原だが、素直で真っ直ぐな土岐に突き動かされてトラウマを乗り越えていこうとする。長年萎縮していた佐原の心を土岐が溶かし、誠実な土岐に対して佐原も応えようとするようすに胸がギュッと熱くなる。土岐も佐原もグッと見るものの心を掴んで離さない。彼らに共鳴して心揺さぶられるはずだ。 ■「体感予報」などドラマシャワー作品が再放送 「佐原先生と土岐くん」は岐洲と八村、2人の俳優がハマり役で魅せてくれる、心の底からキュンキュンとなれる極上のラブストーリー。見れば誰もが恋愛の尊さ、切なさ、喜びを感じ取ることができ、「恋愛っていいな」「自分も恋愛がしたいな」と甘酸っぱい気持ちになることだろう。本作の2/4(日)からの「女性チャンネル♪LaLa TV」での放送をぜひチェックして確かめて欲しい。 また、本作の放送を目前に、八村が所属するWATWINGの主題歌に乗せて、劇中のラブラブなシーンを中心に編集した特別映像である「さはとき “胸キュン”LaLa TVオリジナルロング映像」が女性チャンネル♪LaLa TVのYouTubeチャンネルにて2月1日(木)に公開される。さらに、本作の放送に合わせ、これまで「LaLa TV」で放送してきたドラマシャワー枠のラブストーリー3本、「体感予報」「4月の東京は…」「ジャックフロスト」を再放送予定。樋口幸平&増子敦貴共演の「体感予報」は恋をこじらせた2人の同居生活が刺激たっぷりに描かれ、櫻井佑樹(劇団 EXILE)&高松アロハ(超特急)共演の「4月の東京は…」は10年越しの再会がドラマチックに展開。本田響矢&鈴木康介共演の「ジャックフロスト」は両片思いが切なく胸に響き、どれも見ごたえある作品に仕上がっているので、この機会に触れてみてはいかがだろう。 ◆構成・文=牧島史佳