ネット上で賭け麻雀 オンラインカジノ運営の疑いで米国籍の36歳男ら7人逮捕 サイト運営者の摘発は全国初 客から23億円入金確認 京都府警
インターネット上で客に賭け麻雀をさせた疑いで男女7人が逮捕されました。オンラインカジノのサイト運営者の逮捕は全国で初めてだということです。 賭博場開帳図利の疑いで逮捕されたのは、リーダー格とみられるアメリカ国籍の会社員、ランダル・アーロン・アシャー容疑者(36)と日本国籍の20代から40代の男女6人です。 容疑者らは共謀のうえ、海外法人が管理する日本人向け会員制オンラインカジノを運営し、インターネット上で客に賭け麻雀をさせ、その場所代として金銭を得た疑いが持たれています。 警察によりますと、サイトの会員数は7万人以上に及び、運営が始まったとみられる2011年から現在までに、客から約23億円の入金が確認されているということです。 京都府警は、オンラインカジノのサイト運営者を逮捕するのは全国初だとしています。 容疑者らはサイトのデザインやカスタマーサポートなどの役割を分業していたといい、リーダー格の男ら3人は容疑を認め、ほか4人は否認しているということです。 サイトの利用者も賭博の疑いで捜査していて、警察は「オンラインカジノに国内から接続して賭博を行うことは犯罪」として注意を呼びかけています。
ABCテレビ