防災林にクロマツ植樹 福島県相馬市 県トラック協の事業完了
福島県トラック協会は12日、東日本大震災で被災した相馬市磯部の大洲地区海岸防災林にクロマツを植えた。2017(平成29)年度から続く植樹は今年度が最後で、60アールに計6千本を植える事業が完了した。 同協会の役職員や地元の小学生、保護者ら合わせて約50人が参加した。8アールの区画にクロマツの苗木800本を手分けして植えた。同協会の佐藤信成会長は「震災の津波で失った防災林を再生し、CO2の削減にも役立てたい」と話している。 植樹に先立ち、参加者は市内の防災備蓄倉庫や市伝承鎮魂祈念館を見学した。