この暑さうんざり、来年も生かしたい猛暑対策は? 各家庭の工夫を聞きました
記録的な猛暑だった2024年夏。皆さんの暑さとの闘いや工夫を尋ねたくらし面のアンケートには、約110人から回答が寄せられました。ありがとうございました。野菜やお花もバテバテだった日々。タンクトップにぬらしたタオルで過ごし、火を使わずお総菜を買う…分かる!と思わずうなずいていました。皆さんの声を、一緒に来年の夏に生かせたらうれしいです。 【イラスト】寄せられた暑さ対策あれこれ
氷水に足漬け 趣味の時間
電気代の節約につなげたくて、日中1人の時には、テーブルの下にビニールシートを敷き、氷や保冷剤、水を入れたたらいを置いて足を冷やしながら、趣味のパッチワークをしました。時々足を出さないとしびれてしまうほど冷たくて、効きますよ。人には見せられない姿ですが、暑さしのぎになりました。(広島市安佐南区・主婦・75歳)
ミントのお風呂 ひんやり
夏はシャワーで済ませがちですが、ミントのオイルを数滴入れた湯船に漬かるのがお勧めです。ぬるめにしてゆっくり入ると、香りのおかげもあって、とてもリラックスできます。湯上がりはミントの効果で体がひんやり。寝付きが良く、涼しく感じました。オイルは数滴ずつ使うので、1本買えば長く使えますよ。(中区・会社員女性・54歳)
窓に遮熱シート 効果実感
リビングと寝室の東向きの窓に、遮熱シートを張りました。窓からの日光を防ぎ、エアコンの効きが良くなったと思います。たまたま100円ショップで見かけて買ったのですが、とても効果がありました。 一方、庭で育てているヒマワリは暑さで全滅。お盆を過ぎてからオクラとキュウリが息を吹き返し、少しずつ実を付けたのがよかったです。(廿日市市・公務員男性・42歳)
保冷剤を背負って稲刈り
暑さの影響か、田んぼの稲が例年より1週間ほど早く色づき、8月下旬に稲刈りをすることになってしまいました。市販のネッククーラーに加え、保冷剤を入れて背負える袋を作って着用しました。ナップサック風のものですが、市販の保冷剤を入れておくと背中が冷たく、農作業をする際も2時間ぐらい持ちました。稲刈りをしないわけにもいかないので、苦肉の策でした。(三次市・農業女性・71歳)