【ソニー決算】『ヘルダイバー2』が想定を上回る好調さ。PC版『ゴースト・オブ・ツシマ』や『Destiny 2 : The Final Shape』が収益に貢献し大幅な増収増益
2024年8月7日、ソニーグループは2025年3月期 第1四半期(2024年4月1日~2024年6月30日)の決算を発表した。連結売上⾼は3兆116億円となり、前年同期⽐2%増と伸長した。 【記事の画像(3枚)を見る】 ゲーム&ネットワークサービス分野では、売上高が8649億円で前年同期⽐12%増。営業利益も652億円で前年同期⽐33%増と、大幅な増収増益を記録している。 ※画像は公開されたPDFファイルより引用。 要因としては、ハードウェアの減収があったものの、為替の影響や自社スタジオ群(PlayStation Studios)のタイトル、PlayStation Plusなどのネットワークサービスが好調に推移したことが挙げられている。 タイトル別では、5月時点で累計販売本数1200万本を達成していたPS5、PC向けのアクションシューティング『ヘルダイバー2』が想定を上回る伸びを見せているほか、PC版『ゴースト・オブ・ツシマ』や人気アクションRPGの拡張コンテンツ『Destiny 2 : The Final Shape』も収益に貢献しているという。 『ヘルダイバー2』 ※画像は公式サイトより引用 プレイステーション全体の⽉間アクティブユーザー数(MAU)は、6⽉としては過去最⾼の前年同⽉⽐7%増となる1億1600万アカウントを記録。総プレイ時間も8%増となった。 ソニーは今期、8月24日に5対5のマルチプレイヤーシューティング『Concord』(コンコード)、9月6日にアクションアドベンチャー『アストロボット』などを発売予定。また、PC向けには⼤ヒットタイトルの『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』を移植(9月20日発売予定)するなど、PCゲーム市場へのタイトル投入を継続していく構え。 『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』 ※画像はPlayStation.Blogより引用 通期の⾒通しは、売上⾼を前回から1,200億円増の4兆3200億円、営業利益を100億円増の3200億円へと上方修正している。