日本のファンにサヨウナラを伝えるため……今季でHRC離脱のマルク・マルケス、ホンダ・レーシング・サンクスデー2023参加へ。本人の希望で実現
今季限りでMotoGPのホンダ陣営を離れ、来季からドゥカティ陣営に移籍するマルク・マルケスが、12月3日(日)に行なわれるホンダ・レーシング・サンクスデー2023に参加することが決まった。 【動画】レッドブル・ホンダ”ありがとう号”が日本を走った! 幻のF1日本GPからついに実現|ホンダレーシングサンクスデー2022 2005年から、モータスポーツファンに感謝を伝えるイベントとして開催されてきたホンダ・レーシング・サンクスデー。今年もモビリティリゾートもてぎを舞台に、MotoGPやF1を始めとする国内外の二輪・四輪カテゴリーのライダーやドライバー、マシンが集結する。 そして今年のホンダ・レーシング・サンクスデーに、マルケスが参加することが明らかにされた。 マルケスは今年の10月にホンダとの契約を2023年限りで早期終了することで合意。11年に渡るホンダとの旅にピリオドを打ち、来季はドゥカティ陣営であるグレシーニのライダーとしてMotoGPを戦うこととなった。 マルケスは2013年にレプソル・ホンダへ加入してMotoGP最高峰クラスにデビューすると、その年にルーキーながらいきなり史上最年少チャンピオンに輝き、2019年までに合計6度のタイトルを獲得した。 そうした圧倒的な強さから日本にも多くのファンを抱えているマルケス。今回のホンダ・レーシング・サンクスデーへの参加は、日本のファンへ感謝を伝えるべく「本人のご希望で実現」したという。マルケスのホンダのレーシングスーツ姿は、この日をもって見納めということになるはずだ。 マルケス以外にも今年のホンダ・レーシング・サンクスデーには様々なライダー、ドライバーが参加予定となっている。 MotoGPではジョアン・ミル(レプソル・ホンダ)と中上貴晶(LCRホンダ)、Moto2クラスからはIDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍とソムキアット・チャントラが参加することとなっている。 またF1からはマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス(共にレッドブル)、角田裕毅とダニエル・リカルド(共にアルファタウリ)と、HRC製パワーユニットを使うチームのレギュラードライバー全員が参加。リカルドの代役として5戦をアルファタウリで走り、スーパーフォーミュラでランキング2位となったリアム・ローソンも参加を予定している。
motorsport.com 日本版