緑と愛猫に癒される在宅ワーカーズの住まい
01 ソファの背もたれにジャストサイズの滑り出し内窓
リビングに面したワークルームは、以前は和室だった場所。ソファの背もたれの高さに合わせて窓を造作しているため開閉もスムースで、リビング側からも視線が抜け、空間が広く感じられる。
02 窓越しの光とグリーンに癒やされるワークルーム
ここがワークルーム。窓で光と風を取り込み、画面に集中する時間が長いリモートワーク中の癒しとなっている。ワークチェアは〈ハーマンミラー〉。夫は仕事が終わると、レコードをかけたりギターをつま弾いたりして、趣味の音楽に没頭。
03 ほどよい独立感のあるセミオープンのダイニング
ダイニングのバタフライテーブルはデンマーク製のヴィンテージ。スポークチェアの背もたれや脚のブラックが差し色となっている。ペンダントライトは〈レ・クリント〉のペンダントモデル1-35。
04 カフェオレカラーのタイルが柔らかな空気感
もともとあった黒のレンジフードや白のシステムキッチンを生かしたキッチンスペース。1枚ずつ釉薬の表情があるタイルが、木の温かみのある空間とも好相性。
INTERIOR POINT/大好きな目玉焼きが部屋のアクセントに
妙な目玉焼きのオブジェ。もともと目玉焼きが好きで、キッチンの壁に写真を飾るなど、アイテムを見かけるとつい買っていたそう。なかでもこのオブジェは、お気に入りのギャラリーショップ〈アウト オブ ミュージアム〉で見かけ、オーナー小林 眞さんの作品と知って即購入。ダイニングの窓辺に飾っている。
「引っ越してからすっかりグリーンが増えました。以前住んでいらした方が2年前に入れ替えたばかりというシステムキッチンはそのまま活かしつつ、〈ミーレ〉の食洗器を背面のルーバー扉内に収納するなど、使い勝手と予算を活かしたリノベができ、お互いに家でも仕事がしやすく、快適です」 ※雑誌『Safari』1月号より
写真=松村隆史 文=中城邦子