【富山競輪G3】開幕戦制したファイター内藤秀久、7月に連続失格も闘志衰えず「これからも変わらず攻めていく!」
富山競輪「開設73周年記念・瑞峰立山賞争奪戦(G3)」が29日に開幕。1Rの一次予選に出場した内藤秀久(42歳・神奈川=89期)に話を聞いた。 今大会の開幕戦を制したのは、台風も吹き飛ばすほどのエネルギーを持つ熱きファイター内藤秀久だった。前を任せた青野将大のロングまくりをゴール寸前できっちりかわすと、やや興奮気味にレースを振り返った。 「口開けのレースだったしめちゃくちゃ緊張しました。初日の1Rというのはコンディションなどがわからないしデータが少ないので緊張するんです。青野君には(青板過ぎは)今日に限っては僕の指示通りに走ってもらって、そのあとは全部任せたんですけど、室井君が引き切る前に仕掛けてくれたしパーフェクトでしたね。3・3で青野君の仕掛けを差せたのは自信になります」 7月は奈良、青森と2場所続けて失格をしており「正直、失格がよぎることはある」と打ち明けたが、「でもレース直前になれば関係ない。“やったるで!”って気持ちになるし、これからも変わらず攻めていきたい」とグッと表情を引き締めた。2日目以降も手厚い援護で前を任せる機動型を守っていく。(netkeirin特派員)