浄水施設の管理業務契約をめぐる贈収賄事件 福岡県直方市の係長を収賄の罪で起訴 贈賄疑いの3人は1人起訴・2人不起訴
福岡県直方市にある浄水施設の管理業務契約をめぐる贈収賄事件で、検察は、直方市係長の男を収賄の罪、設備会社の役員の男を贈賄の罪で起訴しました。 贈賄の疑いで逮捕された水道資材会社の役員など男性2人は不起訴となっています。 収賄の罪で起訴されたのは、直方市水道施設課の係長阿部智明被告(49)です。 起訴状によりますと、阿部被告はおととしから去年にかけて浄水施設の管理を委託している業者に対して特定の業者を下請けに入れるよう勧めた見返りに家具など169点122万円相当の物品を受け取ったとされています。 また、阿部被告に物品を贈ったとして、「イオハラ設備」の役員庵原良修被告も贈賄の罪で起訴されました。 一方、贈賄の疑いで逮捕された水道資材会社の役員など男性2人は、不起訴となっています。 検察は阿部被告と庵原被告の認否を明らかにしていませんが、捜査関係者によりますと、阿部被告はおおむね容疑を認めているということです。
RKB毎日放送