「10DANCE」Netflixで来年実写映画化 竹内涼真と町田啓太がW主演、監督は大友啓史
井上佐藤「10DANCE」が実写化され、2025年にNetflixで独占配信。キャストやスタッフ情報が公開された。 【画像】W主演を務める鈴木役の竹内涼真、杉木役の町田啓太 「10DANCE」は、男性2人の競技ダンスに懸ける情熱、闘志、対抗心、そして苦悩や嫉妬を描く物語。鈴木信也と杉木信也は、それぞれ異なるジャンルのダンスに打ち込んでいたが、名前が1文字違いであることから比較されていた。ある日鈴木は杉木に「<10ダンス>でチャンピオンをともに目指そう」と誘いを受ける。10ダンスとは、ラテン5種とスタンダード5種の両方を極めたダンサーたちが、全10種類のダンスで競い合う競技ダンス。性格も何もかも正反対な2人はぶつかりながらも、互いに切磋琢磨し、徐々に距離を縮めて惹かれ合っていく。原作は2011年に麗人(竹書房)で連載がスタートし、現在はヤンマガWebにて連載中。「このBLがやばい!2019」を受賞している。 鈴木役は竹内涼真、杉木役は町田啓太がダブル主演で務める。鈴木はラテンダンスの日本チャンピオンで、世界に通用する実力を持ちながら、ある理由から国内の大会にこだわっている人物。スタンダードダンスの日本チャンピオンで、世界2位の記録を持つ杉木は、そんな鈴木と互いに教え合い世界を目指すことになる。監督は「るろうに剣心」シリーズ、「レジェンド&バタフライ」などの大友啓史が担当。 井上は「この度の映像化のお話を伺ったとき、正直に言えば『期待1:不安9』の割合でした」と当時の心境を明かしつつも、「製作がまさかのNetflixさんと聞き、不安が一つ消えました。更に大友監督がメガホンを握ることに決まり、その映像から受ける美意識の高さに緊張が走りました」と語る。大友監督は「優美さの裏側に潜む秘めた感情や情熱と共に、様々なボーダーを超えた、未だ見ぬ新しい何かが産み落とされていくかのようです。日々心を震わしながら、この挑戦に取り組んでいます」とコメントを寄せた。 ■ 井上佐藤コメント この度の映像化のお話を伺ったとき、正直に言えば「期待1:不安9」の割合でした。理由は、「10DANCE」の映像化には製作費をかけ、監督に恵まれ、キャストにも充分なダンスの資質が無ければ無理であろうと考えたからです。ですがその後、製作がまさかのNetflixさんと聞き、不安が一つ消えました。更に大友監督がメガホンを握ることに決まり、その映像から受ける美意識の高さに緊張が走りました。鈴木役の竹内さんは短髪で精悍なイメージがありましたが、髪を伸ばした笑顔を拝見して、「あ、“兄ちゃん”キャラだ!! しかも気さくな感じ‥」と、鈴木との共通点を見つけて、嬉しくなりました。杉木役の町田さんは、原作の杉木よりもずっと優しく甘いマスクで、貴公子感に溢れていて、ときめきました。このお二方の配役は私の中でストンと腑に落ちました。もちろん映像化にあたっては、漫画通りという訳にはいかないと思いますが、大友監督、竹内さん、町田さん、このお三方ならば、官能とその先にある歓喜を表現していただけるだろうと期待を込めて、完成をソワソワしながらお待ちしております。 ■ 大友啓史監督コメント 愛に関する器、その器量を創り手に強く問うてくる作品です。 身体を重ね、眼差しを交わした瞬間、 優美さの裏側に潜む秘めた感情や情熱と共に、様々なボーダーを超えた、未だ見ぬ新しい何かが産み落とされていくかのようです。 日々心を震わしながら、この挑戦に取り組んでいます。 竹内涼真、町田啓太の魅力をたっぷり添えて。ゴージャスで魅惑的な、そして今まで見たことのない新鮮なダンス映画を世界にお届けしたい。 どうぞご期待ください。 ■ Netflix映画「10DANCE」 Netflix:2025年世界独占配信 □ スタッフ 原作:井上佐藤「10DANCE」(講談社「ヤングマガジン」連載) 監督:大友啓史 脚本:吉田智子、大友啓史 撮影:佐々木達之介 照明:鈴木岳 録音:川俣武史 美術:佐久嶋依里、加藤たく郎 音楽:横山克 エグゼクティブ・プロデューサー:佐藤善宏 プロデューサー:宮内貴子、石塚紘太 制作会社:エピスコープ株式会社 製作:Netflix □ 出演 竹内涼真、町田啓太