内原野焼や土佐古代塗など、高知県内で創られる伝承工芸品を一堂に集めた企画展が9月24日から高知市で開かれています。 高知市のかるぽーとで24日から始まったのは、高知県伝承工芸協同組合が県内の伝統的な工芸品を広く知ってもらおうと毎年開催している「高知県伝承工芸展」で、今年で33回目になります。 会場には国の伝統工芸品である「土佐打ち刃物」や県指定の伝統工芸品「土佐古代塗」、「土佐凧・フラフ」など職人13人の工芸品約400点が展示されていて、その場で購入することもできます。 「土佐古代塗」はザラザラした質感の塗で木が鎧を付けている様に丈夫。手入れがしやすいのが特徴です。 また、土佐打ち刃物の技法を用いたステンレス製の刃物は鏡面仕上げで和柄が美しく贈答用としても人気です。 高知の伝承工芸品を一堂に見ることができる企画展「高知県伝承工芸展」は9月29日まで高知市のかるぽーとで開かれています。