陸上自衛隊ヘリコプター13機の祝賀飛行や装備品展示…佐賀県・目達原駐屯地の創立70周年記念行事
陸上自衛隊目達原駐屯地の創立70周年と九州補給処の創立72周年を祝う記念行事が24日、佐賀県吉野ヶ里町の同駐屯地で行われた。一般開放され、町内外から約5000人の見物客が訪れた。 【写真】陸上自衛隊別府駐屯地の創立67年を記念する催しでパレードを披露する隊員ら
記念式典には約700人が参列した。同補給処長兼同駐屯地司令の佐藤洋陸将補が「常に前進する気概を持って、真に戦える能力や、あらゆる事態に対して強靱かつ弾力的に対処する能力の向上を図っていく」などと式辞を述べた。
同駐屯地と熊本県の高遊原分屯地に所属する「UH2」などのヘリコプター13機による祝賀飛行と訓練展示が行われ、操縦技術が披露された。このほか装備品の展示や、隊員らによるバンド演奏などのステージイベントもあった。
福岡県小郡市から訪れた高校生(17)は「間近でヘリコプターが飛んでいるのを見ることはなかなかないので、いい経験になった」と話していた。