引退した米人気俳優(52)、ハリウッドを離れた「本当の理由」とは?40代まで結婚しなかったワケも明かす
男女ともに、好きなロマンティックコメディのトップ10リストに絶対入っているのが、キャメロン・ディアス(52)の映画。『ホリデー』や『メリーに首ったけ』、『ダメ男に復讐する方法』、『ベガスの恋に勝つルール』、『チャーリーズ・エンジェル』などで見せる100万ワットの微笑みや自虐的で軽妙な演技は、彼女のハリウッドにおける地位を確固たるものにし、女性俳優に美貌とおもしろさは両立しないという性差別的な見方を一蹴した。 【写真】変わった?変わってない? 10年ぶりに公の場に姿をみせたキャメロン・ディアス けれど、2014年にミュージカル『アニー』でローズ・バーンやジェイミー・フォックス、クヮヴェンジャネ・ウォレスと共演して以降、なんだかひっそりと息を潜めていた感じのキャメロン。その理由とは? 過去にグウィネス・パルトロウのブランド「Goop」が開催した“Goop Wellness Summit”で、キャメロンは、ファッションデザイナーのトリー・バーチやモデルのミランダ・カー、キャメロンの義理の妹でファッションデザイナーのニコール・リッチーらと、グウィネスが司会を務める座談会に出席。名声や家族、幸せの見つけ方などについて語りあった。 キャメロンは、このところ俳優業を休んでいる理由について、この20年あまり撮影から撮影へと休みなく旅を続けてきて、ある日突然「自分はいったい誰なのかわからない」ことに気づき、「それに立ち向かうのは辛いこと。本来の自分に戻らなきゃと感じた」と告白。 さらにディスカッションの終わりのほうで、グウィネスが「キャメロンは結婚したのがわりと遅かったわよね。40歳になるまで結婚しないでいた理由は?」と、質問。 「正確には41歳よ」と訂正しながら、キャメロンは「それは単に、その歳になるまで夫(グッド・シャーロットのギタリストでボーカルのベンジー・マッデン)に出会わなかったからよ。それまでもボーイフレンドはいたけれど、夫とボーイフレンドでは、それはもうはっきりした違いがあるの」 「夫は、私の人生とすべてにおけるパートナーなの。私たちはお互いまったく違う人間だけど価値観を共有している。その点では同じ。お互いにとって十分変わっている者同士ね」 ミュージシャンの夫とうまくいっている理由については、「女性はあまりにも物として見られがちだと思う。でも私の夫は、男女間にそんなのは関係ないと見せてくれる人というか、対等なの」とも。 さらにニコールは、家族が「とても仲がいい」とし、7年前に夫のジョエル・マッデン(ベンジーの弟)と結婚した時、家族が互いに助け合うシステムにすぐに溶け込めたと発言。キャメロンも、夫のサポートがもっとも大事にしているポイントだと付け加えた。 「私にとって、それは初めての経験なの。そんな風に愛されたことは一度もなかった。毎日彼を見ていると刺激を受けるわ。彼はすごく仕事をしている。私はとてもラッキーだと思う」