【写真：Getty Images】

　ラ・リーガ（スペイン1部）第30節、ビジャレアル対アトレティコ・マドリードが現地時間1日に行われた。試合はアウェイのアトレティコが2-1の勝利を収めた。接戦だった試合の決勝ゴールは、アトレティコが華麗な連携で奪った。終盤に生まれた圧巻の決勝弾とは。 【動画】アトレティコ・マドリードの圧巻ゴールがこれだ！ 　試合は開始9分に左CKからアクセル・ヴィツェルがヘディングでゴールネットを揺らし、アトレティコが先制に成功する。前半はアトレティコの1点リードで折り返すが、後半開始早々の50分にアレクサンデル・セルロートが決めてビジャレアルが同点に追いついた。 　この試合の決勝ゴールが生まれたのは87分だった。相手陣内の右サイドでコケがマルコス・ジョレンテとパス交換。リターンを受けたコケがアンヘル・コレアへパスを送ると、コレアはターンからペナルティエリア右に侵入する。コレアからのパスをエリア内で受けたセサル・アスピリクエタが右足アウトサイドでサウール・ニゲスへ送る。ニゲスは左足でダイレクトシュートを決めた。 　アトレティコの華麗な連携でビジャレアル守備陣を崩壊させたゴールだった。圧巻のパスワークで完璧に崩すと、最後はニゲスが狙いすました左足のシュートでボールをゴール左に流し込んだ。シュートの威力はなかったが、正確にコントロールされたシュートはまさにゴールへのパスだった。 　結局、このゴールが決勝点となり、アトレティコが2-1で競り勝った。