「歴史を書き加えることができる」 レヴァークーゼンMFジャカがブンデス初優勝に意欲
タイトル獲得に意欲をみせるジャカ photo/Getty Images
今季のブンデスリーガでは、レヴァークーゼンの優勝が秒読み段階に入った。同クラブは、6日(現地時間)に行われたブンデスリーガ第28節ウニオン・ベルリン戦に1-0で勝利。同日に2位バイエルン・ミュンヘンがハイデンハイムに2-3で敗れたため、両クラブの勝ち点差は16にまで開いた。 ブンデスリーガは残り6試合。レヴァークーゼンは14日に行われる次節ブレーメン戦に勝てば自力で悲願の初優勝を決めることができる。また、引き分け以下でもバイエルン対ケルンの試合結果次第で優勝が確定する。 レヴァークーゼンでは、シャビ・アロンソ監督はじめチーム関係者はこれまでタイトル獲得についての話題を一切口にしていなかった。しかし、もはやそれが時間の問題と言える状況になったことで、チーム内の空気にも変化が起きているようだ。今季開幕前にアーセナルから加入したMFグラニト・ジャカは、以下のように語っている。 「もうタイトルについての話をしてもいいと思う。何故なら、僕らは歴史を書き加えることができるし、クラブの歴史の中で初めてリーグ王者になることもできるのだから」(ドイツ紙『Bild』より) 「ベルリン戦で僕らが勝ち点3を取れたことは嬉しい。自分達のノルマを達成したわけだから。しかも、バイエルンが負けて来週にも僕らがドイツのチャンピオンになれるチャンスがあると分かったから、2倍素晴らしいよ」 ブンデスリーガでは2位でシーズンを終えたことが5回あるが優勝はなく、¨シルバーコレクター¨とも呼ばれたレヴァークーゼン。汚名返上の瞬間が間近に迫りつつある。
構成/ザ・ワールド編集部