【本日配信】キム・ソンホ、チャ・スンウォン先輩のムードメーカーぶりを証言! 「暴君」インタビュー
パク・フンジョン監督(「The Witch 魔女」シリーズ、「新しき世界」)が初めて手がけたドラマシリーズ「暴君」(ディズニープラスで配信中)から、チャ・スンウォン(イム・サン役)、キム・ソンホ(チェ・局長役)、キム・ガンウ(ポール役)、チョ・ユンス(ジャギョン役)のインタビューがお披露目された。 【画像多数】「暴君」スタイリッシュなインタビュー写真 外国勢力に抑圧されている自国を、世界の強国と同じ土俵に立たせるため、韓国政府の不正な科学者グループが、人間の能力を飛躍的に向上させるウイルス“暴君プログラム”の開発に着手。しかし、アメリカの諜報員グループが計画を暴き、全サンプルの引き渡しを要求する。科学者グループのリーダーであるチェ局長(キム・ソンホ)は、秘密工作部隊を雇い、阻止しようとするが、最後のサンプルが輸送中の事故で消えたことで、両政府の激しい戦いが幕を明ける。 (以下、インタビュー) ――チャ・スンウォンさんは、本作では冷血な傭兵イム・サン役として、多くのアクションシーンをスタントなしでこなされたそうですね。危険なシーンもあるなか、実際にノースタントで挑戦されてみていかがでしたか? チャ・スンウォン:僕の代役というかスタントの方がいらっしゃるんですが、やはり僕と少し身のこなしや動きがどうしても異なるんです。すごく高難度のアクションシーンでなければ、できるだけ自分でこなそうと努力をしています。ただ皆さん、僕が全てやったとおっしゃるんですが、実際にはアクションチームの力添えがあったので、今回何とか対応することができたと思います。 ――キム・ソンホさんは、「貴公子」に続くパク・フンジョン監督作への出演ですね。貴公子の陽、動のキャラクターとは違い、本作では陰、静を感じさせるチェ局長役ですが、演じるにあたり意識されたことや、役づくりについて、お聞かせください。 キム・ソンホ:「貴公子」と比べて、情緒と言うんですか、彼の感情が全く違っていまして、今回は、落ち着いた姿で振る舞おうとしました。例えば歩き方、話し方、そして感情の表し方、そういった面で役づくりに取り組みました。パク・フンジョン監督とは会話を何度も重ねて、チェ局長の物語、なぜ彼がこういう行動を取るのか、という彼のバックストーリーを研究しようとしました。そして、彼が常に孤独というか「寂しさを漂わせる」、そういう風に、落ち着きを常に保とうとしました。役づくりに関しては、減量もしましたね。 ――キム・ガンウさんも、同じく「貴公子」に続く出演ですが、本作ではアメリカ国籍の諜報員ポール役として、どういった点に力を入れて演じましたか? キム・ガンウ:ポールは、生まれは韓国ですが、国籍はアメリカで、いわゆる黒髪の外国人と言える人物だと思うんです。彼は韓国のためではなく、アメリカのために働いている情報機関のトップです。作品の前半はかなり英語のセリフが多くて、その練習をして、韓国に入ってからは、チェ局長と対峙するシーンが多いので、韓国語のセリフを非常に柔軟に、彼が「韓国生まれ」ということを疑う余地がないよう、韓国語を駆使するように相互に努力をしました。 ――チョ・ユンスさんは、今回が初ヒロイン役で、暗殺者ジャギョンに扮しました。監督は「拳を上手く使う」と絶賛されていますが、これまでとは違う役への挑戦はいかがでしたか? チョ・ユンス:まず私は、アクションの経験が皆無だったんです。撮影に入る前はとても心配していましたが、準備期間に忠実にアクションの準備をしよう、「自分はできるはずだ」と、自分に言い聞かせながら頑張りました。今回、主演もそうですし、アクションの演技なども初めて尽くしの作品なんです。いまだに実感が湧かないほどですが、自分でも本当に不思議で幸せな経験ができたなと思っています。 ――撮影で1番記憶に残るエピソードを教えてください。 チャ・スンウォン:これが1番難しい質問ですよ(笑)。ただ今回、撮影期間で印象に残っているのは、チョ・ユンスさんが苦労されている姿でしょうか。彼女が先ほど話したように、アクションの経験が今回初めてで、担っている重責というんですか、そういうものを横から見ていて「大変だろうな」「偉いな」という感情が芽生えました。「自分があの年齢だったら果たしてできたんだろうか?」と思いながら、チョさんの姿を見たのが印象に残っています。 ――ちなみに4人のなかでムードメーカーはどなたですか? キム・ソンホ:(キム・ソンホ、チョ・ユンスがチャ・スンウォンを指す)。(チャ・スンウォン)先輩ですよねやはり。チャ・スンウォン先輩がムード―メーカーでした(笑)。常にチャ先輩のおかげで、とても楽しかったのが、アクションシーンです。今回ダミーをたくさん使っていたんですね。チャ先輩がダミー1、2に対して、全部名前を付けてたり、「あなた元気?」と話しかけたりしていたのが、すごく印象に残っていますね(笑)。 (チャ・スンウォン、チョ・ユンスが爆笑し、キム・ガンウも笑顔になる) キム・ソンホ:一例として、キム・ガンウさんのダミーもいたんですが、ガンウさんは、すでに撮影を終えてソウルに帰っていたんですよ。なのにガンウさんのダミーに向かって、「ご飯は食べたのか?」「そろそろ起きる時間だよ」とか、そういう風に声をかけていました(笑)。 (チャ・スンウォンが笑いながら「ガンウや~、起きる時間だ~」と再現し、キム・ガンウが笑いながら返事をするのを見て、キャストたちが大笑い) ――作品を楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします。 チャ・スンウォン:この猛暑のなか、スカッとするようなアクションエンタテインメント作品です。是非楽しんでください。