新井監督に評価されず…?広島、前年から1軍出場がない選手(3)ファームでは無双の“秘密兵器”に…?
昨季は新井貴浩監督の下で2位に入り、5年ぶりのAクラス入りを果たした広島東洋カープ。虎視眈々とリーグ優勝を狙う今季だが、チームでは一軍出場の機会を掴めない選手もいる。特に長らく二軍暮らしが続く選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。そこで今回は、前年から一軍出場がない広島の選手を紹介したい。
長谷部銀次
投打:左投左打 身長/体重:184cm/84kg 生年月日:1998年7月29日 経歴:中京大中京高 - 慶応大 - トヨタ自動車 ドラフト:2022年ドラフト6位 即戦力の働きが求められている長谷部銀次。今季は一軍への切符を掴みたいところだ。 慶応大では2年時に腰椎分離症を発症し、手術を経験。その影響もあり、大学では4年間で7試合の登板にとどまった。 それでも、卒業後は社会人野球のトヨタ自動車に進み、都市対抗野球などで活躍。ドラフト6位で広島東洋カープから指名を受け、「杉田玄白の子孫」であることも話題を集めた。 早期での活躍が必要となる中、昨季はファームで39試合に登板。しかし、防御率は5.62と高い数字に終わった。制球も安定しないことが多く、与四球率も6.48に。 プロ2年目となった今季は、ピンチを作る場面もありながら、防御率0.00を継続中。課題の制球力も改善傾向にある。 今季は森浦大輔、黒原拓未などのリリーフ左腕が活躍する中、長谷部はこの中に割って入れるだろうか。
ベースボールチャンネル編集部