映像・音声・音楽すべてを「AI生成」で作る映画『ジェネレイドスコープ』制作決定。小説家の乙一こと安達寛高氏、『カメラを止めるな』の曽根剛氏、『血まみれスケバンチェーンソー』の山口ヒロキ氏の3名が原作・監督を担当
リアルコーヒーエンタテインメントは、映像から⾳声、⾳楽まですべてAI⽣成で作られるオリジナル映画企画『generAIdoscope︓ジェネレイドスコープ』の製作決定を発表し、特報映像を公開した。 『generAIdoscope︓ジェネレイドスコープ』画像・動画ギャラリー 原作・監督には、小説家・乙一として活躍中の安達寛高氏、『カメラを止めるな』撮影監督の曽根剛氏、『血まみれスケバンチェーンソー』や『メサイア』シリーズ監督の山口ヒロキ氏の3名が担当。劇場公開は 2024年内を予定している。 『generAIdoscope︓ジェネレイドスコープ』は、3名の映像作家が本作用に書き下ろしたオリジナルの物語を映像・音声・音楽すべて全編生成AIで制作するオムニバス形式の映画。 作中では安達寛⾼氏が監督する 『モンキーズ・オデッセイ』、曽根剛氏が監督する『AZUSA』、⼭⼝ヒロキ氏が監督する 『グランマレビト』の3作品で構成されているようだ。 また、本日公開された特報映像もすべてAI生成によって制作されているとのこと。 各作品のストーリー概要は下記プレスリリースやYouTubeに投稿されている動画の概要欄に記載されているため、気になる人はそちらをチェックだ。 ■映像・⾳声・⾳楽すべて…全編⽣成 AI によるオリジナル映画企画『generAIdoscope︓ジェネレイドスコープ』 製作決定 原作・監督︓ 安達寛⾼(⼩説家・⼄⼀)、曽根 剛(『カメラを⽌めるな』撮影監督)、⼭⼝ヒロキ(「⾎まみれスケバンチェーンソー」「メサイア」シリーズ監督) 株式会社リアルコーヒーエンタテインメントは、全編 AI ⽣成によるオリジナル映画企画『generAIdoscope︓ジェネレイドスコープ』の製作決定を発表、特報映像を公開いたしました。 本作は、この企画⽤に書き下ろされたオリジナルの物語を、映像・⾳声・⾳楽すべて、全編⽣成 AI で制作するオムニバス形式の映画。原作・監督は、各ジャンルで活躍する映像作家、安達寛⾼(⼄⼀)、曽根 剛、⼭⼝ヒロキ。劇場公開は 2024 年内を予定しています。 3 ⼈の映像作家とともに、“オリジナルの物語✕全編⽣成 AI”という新しい試みに挑戦します。 <特報映像> ●安達寛⾼ 監督作品 『モンキーズ・オデッセイ』 ⼤航海時代、ある船乗りが猿たちの住む無⼈島に漂着する。 猿たちは船乗りの積み荷の本に興味を抱き、読み始めた。 驚異的な賢さで本の知識を吸収した猿たちは、 やがて道具を作り、布の服を着るようになり、そして鉄器の製造に 成功する。 船乗りは無⼈島から脱出するために、猿たちを利⽤することにした。 ●曽根 剛 監督作品 『AZUSA』 どうすれば夢で会った⼤切な⼈とまた巡りあえるのか︖ ⽯塚梓は空想癖のある⾵変わりの⼥の⼦。 ある⽇、カフェでデザイナーの⼥性と出会う楽しい夢を⾒る。 しかし、夢の世界で出会ったデザイナーは現実世界では⺟で、 すでに亡くなっていた。 現実でもまた⺟と再会し、夢を叶えるために少⼥が 2 つの世界を ⾏き来する。 ●⼭⼝ヒロキ 監督作品 『グランマレビト』 遠い未来の世界。架空の国家。 主⼈公レヴィト婆ちゃんは元魔術師。 とある⽬的の為、楽器を⼿に猫と旅をしている。 廃墟の街から森へ、巨⼤な地下都市へ。 ⼈々で賑わう港町から、機械だらけの軍事基地へ。 やがて婆ちゃんの旅の⽬的が明かされる。 【監督・脚本】 ■安達寛⾼(⼄⼀) 1978 年⽣まれ、福岡県出⾝。96 年「夏と花⽕と私の死体」で第 6 回ジャンプ⼩説⼤賞を受賞し⼩説家デビュー。その後、「きみにしか聞こえない」(01 年刊/07 年映画化)、「死にぞこないの⻘」(01 年刊/08年映画化)、「暗いところで待ち合わせ」(02 年刊/06 年映画化)、「GOTH リストカット事件」(02 年刊/08 年映画化)、「くちびるに歌を」(中⽥永⼀名義、11 年刊/15 年映画化)など、様々なジャンルの⼩説を発表、映画化を重ねて注⽬を浴びてきた。 またアニメーション映画『ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~』(09/佐藤信介監督)に共同脚本家として参加。⼤学時代に⾃主映画を撮り始め、2020 年 1 ⽉公開の『シライサン』(20)にて⻑編監督デビュー。 ■曽根 剛 2023 年より AI 映画を⾃主制作し、『My Universe here』(2023)が⽇本セルビア映画祭に招待。2024年夏、全編 ChatGPT 脚本、⼀部映像、⾳声に⽣成 AI を利⽤した映画作品が劇場公開予定。 2023 年、⽇本初の AI シンガーを⽣成し、X で話題に。(約 30 万ビュー) 実写では映画『透⼦のセカイ』(2019)が上海国際映画祭招待、『ゴーストマスク~傷』(2018)がモントリオール世界映画祭招待。『SOMEDAYS』(2023)がマドリード国際映画祭最優秀監督賞受賞。撮影監督としても活躍し、映画『カメラを⽌めるな︕』(監督︓上⽥慎⼀郎)では第 42 回⽇本アカデミー賞優秀撮影賞を受賞した ■⼭⼝ヒロキ 1978 年⽣まれ。京都府出⾝。 2024 年から⽣成 AI による映像制作活動を開始。短編 SF『IMPROVEMENT CYCLE』は、プチョン国際ファンタスティック映画祭が新設した「AI 映画国際コンペティション部⾨」を始め、インド、ポーランド、中国、アメリカの映画祭に⼊選。韓国初の AI 映画祭、キョンサンブクト国際 AI・メタバース映画祭では Gosenghetsang 賞受賞を果たした。 実写映画では、初の劇場⽤⻑編作品『グシャノビンヅメ』(2004)がモントリオール・ファンタジア国際映画祭でグランドブレーカーアワード銀賞受賞。同作品は数多くの海外映画祭で⾼評価を得た。「メサイア」シリーズ(原作︓⾼殿円)、「⾎まみれスケバンチェーンソー」シリーズ、「トリノコシティ」(2017)など原作モノの実写映画を数多く⼿掛ける。
電ファミニコゲーマー:はくまいさん
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