半妹は三冠牝馬のリバティアイランド ロムネヤが御宿特別で待望の3勝目なるか
休み明け3戦目で決めるか。昨年の牝馬三冠を制したリバティアイランドの半姉となるロムネヤ(牝5、美浦・国枝栄厩舎)が、土曜中山10Rの御宿特別(3歳上牝・2勝クラス・芝1600m)で3勝目を狙う。 【写真】ロムネヤこれまでの軌跡 ロムネヤは父ディープインパクト、母ヤンキーローズ、母の父All Americanの血統。母は豪G1を2勝した名牝。そして半妹のリバティアイランドは一昨年の阪神JF、昨年の桜花賞、オークス、秋華賞の覇者。本馬は19年のセレクトセール当歳で2億1000万円(税抜)の高値で取引された。 ここまで15戦2勝。21年9月にデビュー勝ち。その後は1勝クラスで足踏みしていたが、昨年2月に待望の2勝目を手にした。昇級後も大崩れなく走っていたが、同8月の三面川特別で5着の後に休養へ。約11カ月ぶりの実戦だった前々走の松島特別を0秒3差の5着にまとめると、続く前走の三面川特別でも0秒2差の2着に奮闘。現級突破は時間の問題となっている。 休養中に3冠牝馬となった妹と比べるのはかわいそうだが、姉も目下7戦連続で掲示板を確保と、安定感は光る。鞍上に先週重賞勝ちの菅原明良騎手を迎え、待望の3勝目といきたい。