【Tリーグ2024-2025】篠塚2点取り 琉球が地元で嬉しい開幕白星
チャンウジン、鮮烈なストレート勝利
あとがなくなった金沢は、第3マッチにチャンウジンを送り込む。対する琉球はチームの大黒柱である吉村真晴を起用。ダブルスでは本領を発揮できなかったチャンだが、この試合では序盤から得意の回り込みフォアハンドドライブで得点を重ね、第1ゲームを先取する。 第2ゲームは、吉村も得意のサービスからコースをついた両ハンドでチャンに食らいつくも、チャンもフォアハンドドライブを中心とした攻撃で主導権を握り、11-9で奪取。続く第3ゲームは、序盤にサービスからの展開で吉村がリードを広げるも、チャンが6-9から怒涛の5連続ポイントで逆転を果たし、ゲームカウント3-0で勝利。チームを救う、貴重な1勝を挙げた。
愛工大の先輩・後輩対決
第4マッチでは、篠塚大登(琉球アスティーダ)と田中佑汰(金沢ポート)が対戦。愛工大名電高校、愛知工業大学の先輩・後輩対決となったこの試合は、後輩・篠塚が安定感のある両ハンドで主導権を握り、第1ゲームを先取する。しかし、続く第2ゲームは、先輩・田中が得意のバックハンドでポイントを重ね、11-3で取り返し、ゲームカウント1-1とする。 第3ゲームは一進一退の攻防が続くも、中盤から田中のバックハンドにミスが出始め、篠塚が連続ポイントで奪取。追い詰められた田中も、台上プレーやフォアハンドドライブで篠塚に食らいつくも、最後まで篠塚からリードを奪うことはできず、第4ゲームラストは田中のフォアハンドドライブがネットにかかり、試合終了。 ともに今シーズンの開幕戦となった試合は、篠塚が2勝を挙げた、ホームの琉球アスティーダがマッチカウント3-1で勝利し、勝ち点3を獲得した。
試合結果
<〇琉球アスティーダ 3-1 金沢ポート> 〇篠塚大登/上江洲光志 2–1 チャンウジン/松平健太 〇張本智和 3–0 五十嵐史弥 吉村真晴 0–3 チャンウジン〇 〇篠塚大登 3–1 田中佑汰
ラリーズ編集部