元DeNA監督のラミレス氏が阪神新外国人のゲラを高評価!「とても似ている」と重ねた阪神の“優良助っ人”とは?
昨年、18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一を達成した阪神。今年は球団史上初の連覇を目指すが、現有戦力の底上げと新戦力の台頭が期待される。 【動画】快速球だけじゃない! 阪神新助っ人ゲラの異次元2シームを見る すでに強力な投手陣を擁するチームだが、リリーフ補強に新外国人選手のハビー・ゲラ(前レイズ)を獲得した。最速164キロの速球とツーシームやスライダーも武器の右腕で、3月のWBCにパナマ代表として出場した。 そんなゲラを球界のレジェンドOBは高評価している。現役時代にヤクルト、巨人、DeNAなどで活躍し、2016年~20年にDeNAで監督を務めたアレックス・ラミレス氏が自身のYouTubeチャンネルを更新し、新外国人・ゲラについて言及した。 動画内でラミレス氏は「彼はとても面白い存在になりそうだね。とても速い球を投げている。制球もとても良く、ポテンシャルの高いピッチャーだね。阪神でも活躍できる能力を持っているだろう」と右腕の活躍に太鼓判を押した。 同氏は成績や投球技術から元阪神で21年には42セーブ、防御率1.16と圧倒的な成績を残したロベルト・スアレスと比較し、「とても似ているね。(ゲラは)ストレートがとても速いし、ツーシームもいい。スライダーはスアレスよりも良いかもしれない。スアレスはカットボールを多用していたからね。ゲラはスアレスと比べても遜色がない」と語った。 昨年の阪神は岩崎優が守護神を務め、リーグトップの35セーブを挙げた。しかし、ラミレス氏は左腕の昨年の活躍を称えつつも、「長い目で見ると、ゲラは今後クローザーとして40~45セーブは挙げられるように見える」と予想。ゲラに守護神としての活躍を期待した。「NPBになぜ来たのかと疑うほど良いピッチャーだね」と、右腕が持つポテンシャルを高く評価していた。 ゲラは連覇の立役者になることができるだろうか。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]