「科捜研の女」新シリーズ、マリコと土門刑事の関係どうなる? 作中で〝におわせ演出〟25周年のキーワード「原点回帰」でファン注目
女優、沢口靖子(58)が主演のドラマ「科捜研の女 シーズン24」(テレビ朝日系)が7月3日から放送されることになった。シリーズ誕生から25周年を迎えた同ドラマだが、新シーズンで復活が期待されるのがあの2人の〝関係〟という。 【写真】沢口靖子が主演を務める人気シリーズ「科捜研の女 season24」 京都府警科学捜査研究所(通称科捜研)の法医研究員、榊マリコ(沢口)を中心に研究員たちが法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く同ドラマシリーズは、1999年のスタート以来、現行の連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し、誕生25周年を迎えた。 同局にとって「相棒」や「ドクターX~外科医・大門未知子~」とともに局を代表する人気シリーズのひとつだが、たびたび打ち切りが取り沙汰されてきた。 「局の編成の路線変更や、バラエティーに比べると割高な番組制作費、キャストの高齢化といった影響もあり、ミステリードラマや刑事ドラマが次々と終了する中、『科捜研の女』も、2021年9月の劇場版公開前や『木曜ミステリー』枠が終了したことを受けて22年10月に火曜9時枠に移動して演出や内容をリニューアルした際など、シリーズ完結が噂されました」(放送作家) だが、今回晴れて25周年を迎えたわけだが、新シリーズでは全レギュラーキャストが集結するほか、新レギュラーも加入するという。 さらに〝原点回帰〟をキーワードに掲げる中、あの2人の人間関係も注目されているという。 「作中で沢口さん演じるマリコと名コンビなのが内藤剛志さんふんする土門薫刑事の恋愛模様です。土門刑事はシーズン5から登場しましたが、かつては2人が好意を寄せあうような、におわせ演出もありましたが、近年は鳴りを潜めています。そんな中、今回のキーワードが『原点回帰』なので、ファンの間では2人の関係性が注目されているんです」(前出の放送作家) もっとも、沢口は16年にテレビ誌のウェブサイトのインタビュー記事で、2人の関係について「信頼もあり、尊敬し合っていて、絆も年々深まっていると思います。でも、それが恋愛関係に発展していくとは思っていません。その方がドラマも長続きすると思いますしね(笑)。『発展するのかな?』という空気感はありますけど」と話している。 結果的には、当時の沢口の〝予言〟どおり、マリコと土門刑事はロマンスに至っておらず、ドラマのほうは長続きしているが…。果たして、新シリーズで新たな展開が起きるのか。