パリ五輪自転車トラック出場種目発表 太田海也、佐藤水菜はスプリントとケイリン、中野慎詞はチームパーシュートにも選出される
今夏パリで行われる「第33回オリンピック競技大会」の自転車競技トラック種目日本代表候補選手の記者会見が29日、静岡県伊豆市で行われ、各選手の出場種目が明らかになった。太田海也、佐藤水菜はケイリンとスプリントに出場する。また、短距離の主力選手である中野慎詞が中距離種目チームパーシュートのメンバーに選出されるサプライズもあった。 会見でブノワ・ベトゥは「短距離、中距離ともに世界のトップに近づいてきたことを私は誇りに思います」、ジェイソン・ニブレット短距離ヘッドコーチは「ワクワクしている。戦う準備を万全にしており、五輪当日にはベストなパフォーマンスを発揮したい」、ダニエル・ギジガー中距離ヘッドコーチは「これまでは最大の出場枠を取ることが目標だったが、それに満足せず、オリンピックのステージで輝くことが目的に変わってきた。メダルを獲るためにベストを尽くす」と意気込みを語った。 主な選手のコメントは以下の通り。 佐藤水菜 「メダル獲得のために頑張ります」 中野慎詞 「これまでの経験と努力の成果を活かしメダルを獲って帰ってこられるように頑張ります」 太田海也 「自分自身のベストタイムを更新してメダルに届けば最高だと思います。先輩たちがつなげてきてくれたこのバトンを次の世代につなげていくたために頑張ります」 梶原悠未 「東京五輪に続き二度目の夢の舞台。感謝あふれる最高のガッツポーズで金メダルを獲得できるように頑張ります」 内野艶和 「初めての五輪で緊張すると思いますが、みなさんの期待にこたえられるように頑張りたいです」 橋本英也 「今回が二度目の五輪。マディソンでメダルを獲って、出られらなかったチームメイトの分までしっかり頑張りたいと思います」 窪木一茂 「支えてもらったたくさんの方々に感謝して走っていきたいと思います」 池田瑞紀 「初めての五輪、チームパーシュートの4分間で全力を発揮したい」 垣田真穂 「自分の実力を最大限発揮したい」 太田りゆ 「自分史上最高傑作な状態でメダルを目指してがんばります」 小原佑太 「出られなかったメンバーや関係者の思いをメダルという形に残し、次の世代につなげられるように頑張ります」 ■出場種目 ■ケイリン ※左から男子、女子 太田海也 太田りゆ 中野慎詞 佐藤水菜 ■スプリント ※左から男子、女子 太田海也 太田りゆ 小原佑太 佐藤水菜 ■チームスプリント ※左から男子、女子 太田海也 小原佑太 長迫吉拓 ■マディソン ※左から男子、女子 窪木一茂 内野艶和 橋本英也 垣田真穂 ■チームパーシュート ※左から男子、女子 今村駿介 池田瑞紀 窪木一茂 内野艶和 中野慎詞 垣田真穂 橋本英也 梶原悠未 ■オムニアム ※左から男子、女子 窪木一茂 梶原悠未 ■リザーブ ※左から男子、女子 松田祥位 梅川風子