JAL、廃棄航空図からバッグ パイロット“長年の相棒”をアップサイクル
日本航空(JAL/JL、9201)グループのJALブランドコミュニケーションは、パイロットが使っていた紙製のエンルートチャート(航空図)をアップサイクル(作り替え)したバッグを2月16日に発売する。トートとショルダー、スマホショルダーの3種類で、使用済みの紙の航空図をリサイクルポリエステル生地とPVC(ポリ塩化ビニル)で挟み、縫い付けて仕上げた。自社のショッピングサイト「JALショッピングJAL Mall店」などで同日午前10時から取り扱う。 【画像】JALのパイロットが使用していた航空図 「JALチャートトートバッグ」の大きさは270ミリ×360ミリ×130ミリ。「JALチャートショルダーバッグ」は230ミリ×150ミリ×150ミリで、それぞれ1万1000円(税込)で販売する。「JALチャートスマホショルダー」は135ミリ×190ミリ×20ミリで、1つ6600円(税込)で提供する。 航空図は、パイロットが運航ルートの確認や運航の事前準備などで使用する。従来は紙製のものを使用していたが、2022年にデジタル化したことで従来のものを廃棄することとなった。パイロットにとっては「長年の相棒」(JALブランドコミュニケーション)であったことから、再利用を計画。相談を受けた客室乗務員が発案し、商品化した。
Yusuke KOHASE