リバプールDFアーノルドにレアル移籍の噂。「ユーロで絆を深めた」“親友MF”の影響が…
リバプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドは今夏、下部組織時代から過ごしたクラブを離れるかもしれない。獲得に関心を寄せるのは、23/24シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制したレアル・マドリードだ。イギリスメディア『talkSPORT』が、現地時間16日に報じた。 アーノルドは16/17シーズン、18歳でデビューを果たし、高精度のキックを放つサイドバックとして徐々に注目を集める。その後、ユルゲン・クロップ監督の指導の下、18/19シーズンの欧州CLを制覇、翌シーズンのプレミアリーグ優勝に大きく貢献し、ワールドクラスの評価を確立した。デビュー以降、8シーズンでクラブの公式戦310試合に出場し、79アシストを積み上げている。 リバプールで不動の地位を築いたアーノルドだが、クロップ監督が退任したことで、クラブは1つのサイクルを終えたとの声もささやかれている。そのため、2025年6月30日に契約満了を迎えるFWモハメド・サラーやDFフィルジル・ファン・ダイクらと共に、アーノルドにも移籍する可能性が浮上している。とりわけ、円熟期を迎える25歳の万能サイドバックには、FWキリアン・エムバペを迎えて再び銀河系軍団を完成させつつある、レアル・マドリードからの関心が伝えられている。 また、同メディアはアーノルドのレアル移籍について、「イングランド代表のチームメイトであり、UEFAユーロ2024(EURO2024)でさらに絆を深めたといわれているMFジュード・ベリンガムが、この移籍の重要な役割を担っているのかもしれない」と、親友で、移籍初年度から圧巻のパフォーマンスを見せたレアルの“王様”、べリンガムの存在が影響する可能性を伝えた。
フットボールチャンネル編集部