2024年アルファタウリ後継チームは念願のトップ5入り大躍進なるか…『F1』公式が新シーズン5つの大胆予測としてピックアップ|F1
2024年、アルファタウリは新たなチーム名となって新シーズンへと挑む予定になっている。そのアルファタウリ後継チームについて、『F1』公式が「2024年、5つの大胆予測」という企画内でトピックとして扱った。 ●【F1™|ハイライト】F1™2023最終戦 エティハド航空・アブダビGP 決勝|2023 『F1』のプレゼンターを務めるローレンス・バレット氏は、“2024年に起こり得る、注目すべきトピック”として5つの話題を挙げている。 その5つは以下のとおり。 1:ランド・ノリスがチャンピオンシップでトップ3に入るかどうか 2:ルイス・ハミルトンが復活を遂げて再び表彰台の頂点に立てるかどうか 3:アストンマーティンが現チームとして初優勝を果たせるのか 4:ウィリアムズは表彰台に手が届くのかどうか 5:アルファタウリ後継チーム、トストが去ってついに総合5位達成なるか アルファタウリは前身のトロロッソ時代から、フランツ・トスト前代表が「コンストラクターズ5位以上を狙っている」と公言してきた。だがこれまでの総合最高位は2008年、2019年、2021年に記録した総合6位で、5番手でのフィニッシュは実現できなかった。 バレット氏はアルファタウリから名称の変わる新チームは、大きなことをやってのけるのではないかと、トピックの一つとして取り上げている。 「トスト前代表はスキー、不動産運営、そして様々なモータースポーツプロジェクトに乗り出すことになった。好調を維持しているチームを残して去っていく」 「FIAでの経験を持つピーター・バイエルが新CEOとなり、かつてフェラーリでスポーツディレクターを務めていたローラン・メキエスがチーム代表の役割に就任する」 「彼らは2023年、シーズン終盤の5レースでしっかり中団勢として戦える地力を示した。実際にポイントを狙える位置で戦っていたし、2024年はチャンピオンシップのトップであり、姉妹チームのレッドブルとさらに緊密な関係になる見通しだ」 バレット氏はドライバーの2人が角田裕毅、ダニエル・リカルドで継続となることも大きなプラスだと主張した。 「立ち直りつつあるリカルド、そして成長を続ける角田裕毅のラインナップをキープ。アルファタウリは昨季終盤コンストラクターズチャンピオンシップ5番手が狙えるパッケージに仕上がっていた。実際にそのポテンシャルにトスト氏は大喜びだった。(退任しても)“2024年のセッションはすべて見るつもりだ”と言っている」
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