鹿児島県知事選大詰め デヴィ夫人に小渕優子議員…応援も続々と 支持拡大へラストスパート
南日本放送
任期満了に伴う県知事選挙は、あさって7日、日曜日に投票が行われます。ここからは記者とお伝えします。 立候補者を届け順に紹介します。新人で元自民党県議の米丸麻希子さん(49)、新人で元看護師の樋之口里花さん(52)、現職で2期目を目指す塩田康一さん(58)の3人で、いずれも無所属です。 選挙戦が大詰めを迎えた今週、それぞれの候補者の集会には知名度の高い政治家やタレントたちが駆けつけ、ラストスパートをかけています。 米丸麻希子さんは4日、親交を深めるタレントのデヴィ・スカルノさんも応援に駆けつける中、鹿児島市で街頭演説をしました。 (米丸麻希子候補)「体育館、造り直すことには賛成。老朽化している。美しい桜島。あの場所なのか。あの規模なのか。皆さん考えてください。313億円の使い道を決めるのは皆さんの手の中にある」 告示直前に塩田さんの推薦を取り消し、米丸さんの応援を表明した県医師連盟の池田琢哉委員長もマイクを握りました。 (県医師連盟 池田琢哉委員長)「県と大学と私たち医師会と三位一体になって、一緒になって力を合わせてこそ県民の命と健康を守れる。そこを塩田知事は勘違いしている。ぜひそのことを理解してほしい。4年間、鹿児島を明るくしてくれるのは米丸麻希子さんしかいない」 樋之口里花さんは4日、薩摩川内市の川内原発1号機の近くで集会に参加し、連携する市民団体とともに20年の運転延長に抗議しました。 (樋之口里花候補)「塩田知事は20年の運転延長を容認した。(原発を)止める気はない。馬毛島の基地も容認した知事。県民投票を反故にされ、裏切られ続けている。今度こそ、裏切らない知事を誕生させなくてはならない」 鹿児島市で先週開いた集会では「公認並みの支援」を受ける共産党の小池晃書記局長もマイクを握り、樋之口さんへの支持を呼びかけました。 (共産党 小池晃書記局長)「川内原発の運転延長は止める。大軍拡・基地強化は許さない。ぶれずに県民の命と暮らしを守る。それができるのは樋之口里花さんだけ」