「痛車」の公用車が登場 「ちょっと恥ずかしい…」けれども出来栄えに満足、市職員が出張時に運転してPR
車体にキャラクターをラッピング
長野県中野市の魅力を発信するCG(コンピューターグラフィックス)アニメのキャラクター「信州なかの」でラッピングした市の公用車が20日、市役所でお披露目された。車体にキャラクターを描いた「痛車(いたしゃ)」には、特産のシャインマスカットやリンゴ、キノコ、バラも描かれており、職員が市外に出張の際に活用し、中野の認知度を高める狙いだ。 【写真】痛車の公用車の全体像はこちら
市内の「巡り逢(あ)いの丘」にある「月の兎(うさぎ)」の形をした石「巡り逢いの巨石」の化身として誕生した設定の信州なかのは、「バーチャルユーチューバー(Vチューバー)」として市の魅力を紹介している。ピンク色を基調にした車体にQRコードも入れ、読み取ると信州なかのの情報発信チャンネルにつながる。
「思わず注目してしまうインパクト」新たなファン獲得に
市商工観光課の担当者は「対向車の運転手が思わず注目してしまうインパクトがあり、新たなファン獲得になる」と出来栄えに満足しつつ、「でもちょっと恥ずかしいです」と恐縮していた。