帰省して投票 台湾鉄道の1日当たり利用客、最大約76万人見込み=前回比4万人増
(台北中央社)国営台湾鉄路(台鉄)は12日、総統選の投票日前後4日間(12~15日)の1日当たりの最大の利用者数が、前回総統選(2020年)の時より約4万人多い75万8千人に達する見込みだと発表した。在外選挙や期日前投票の制度がない台湾では、12日夜、投票のために帰省する人々のラッシュが発生した。 同社は帰省やUターンの需要に対応するため、12日から15日までの4日間で83本の列車を増発。12日午後1時半の時点で特急などの指定席の予約数は31万6千席、予約率は53%だった。 台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)は12日午後4時半の時点で、延べ44万8千人が12日から15日までの4日間の乗車券を予約したと明らかにした。 (余曉涵/編集:田中宏樹)