2027年の宮崎国スポ・障スポに向け 新県プールが完成
テレビ宮崎
国スポ・障スポの開催が2年後に迫っています。建設が進められていた新しい宮崎県のプールが、12月に完成しました。宮崎市の中心市街地の人の流れを宮崎駅の北側にもつなげる拠点となりそうです。 (秦萌記者) 「こちらが先月、完成したばかりの県プールです。想像以上に大きいですし、プールとは思えないような洗練されたおしゃれな外観です。」 12月25日に完成したパーソルアクアパーク宮崎。JR宮崎駅の北側に132億円をかけて整備されました。 施設の内部はグレー・白・黒の3色を基調とした落ち着いた雰囲気で、全国大会に対応できる50mプールと25mプール、トレーニングルームやクライミングの壁などが整備され、今年4月から利用できるようになります。 (シンコースポーツ九州 橋本貴昌次長) 「国スポ・障スポまでは、選手強化のバックアップをどこまでできるか。」 施設を管理・運営する会社の橋本さんは、「県民に広く使ってもらいたい」と話します。 50mプールは、水深を0mから2mまで変えることができます。様々な使い方ができ、幼児から高齢者まで幅広い年代が楽しめそうです。 (シンコースポーツ九州 橋本貴昌次長) 「『スポーツだけでしょ』という感覚があると思うが、それ以外の多角的な使い方、面白いことを企画していますので、楽しみにしていただければ」 (秦萌記者) 「このプールの隣には、宮崎大学や民間施設などが入る建物が建設されていて、着々と工事が進んでいます」 建物には、宮崎大学のサテライトキャンパスとコワーキングスペースが入り、こちらも今年4月にオープン。宮崎大学は、講義の一部をここで行います。 施設を運営するわくわくセンターは、「学生と企業が交流し学びを深める場所にしたい」としています。 再開発が進むJR宮崎駅の北側エリア。新たなにぎわいの拠点に、と期待がかかります。
テレビ宮崎