藤井聡太竜王が62手目を封じる 竜王戦第4局/将棋
将棋の藤井聡太竜王(22)=棋聖・名人・王位・王座・棋王・王将との7冠=に佐々木勇気八段(30)が挑戦する第37期竜王戦七番勝負の第4局が15日、大阪府茨木市の複合施設「おにクル」で指され、藤井竜王が62手目を封じて1日目を終えた。 午後は長考の応酬となり、ねじり合いへ。藤井竜王は今シリーズ初の封じ手。佐々木八段は残り持ち時間で2時間半以上リードしている。対局は16日午前9時から再開される。2勝1敗の藤井竜王が勝てば4連覇に王手をかけ、佐々木八段が勝てばタイに戻る。 両者の対戦成績は藤井竜王の6勝3敗。持ち時間は各8時間。16日夜に終局する見込み。先に4勝した方がタイトルを獲得する。