シルク・ドゥ・ソレイユ、テレビ＆映画ビジネスに進出 第1弾はリドリー・スコットと「オー」を映画化
世界的な人気を誇るサーカス・エンタテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」が、テレビ＆映画ビジネスに進出することがわかった。 米Deadlineによれば、シルク・ドゥ・ソレイユは自らのエンターテインメント・スタジオを設立し、スタジオトップに元CBS、WWE幹部のスーザン・レビンソンを起用した。レビンソンは今後、シルク・ドゥ・ソレイユのIP（知的財産）をもとにしたテレビ、映画、ドキュメンタリーを統括していく。 その第1弾として、ラスベガスのベラージオホテルで行われているシルク・ドゥ・ソレイユのショー「オー（O）」を映画化。リドリー・スコットが製作会社スコット・フリーを通じてシルク・ドゥ・ソレイユと企画開発を進めている。 「オー」は、14世紀ヨーロッパのオペラハウスをモデルに設計した劇場内にある、570万リットルの水が入った巨大プールを中心に、アクロバット、シンクロナイズドスイミング、ダイビングなどのパフォーマンスを繰り広げながら幻想的な水の世界を表現。このショーは、ラスベガス観光の目玉のひとつとして人気を集めている。
