「農山漁村の宝」で表彰 首相、受賞者へ祝意
政府は20日、地域の活性化や所得向上に取り組む優良事例を表彰する「ディスカバー農山漁村の宝」の受賞者との交流会を首相官邸で開いた。計30の団体や個人が参加し、岸田文雄首相は「たくましく前向きに地域の魅力を高めるべく取り組んでおられる。地方こそ日本の宝、底力を体現している皆さまだ」と祝意を示した。 グランプリを受賞した「大田商工会議所」(島根県大田市)の斉藤寛会頭は、地元産アナゴのブランド化による地域への波及効果を説明し「汗と知恵と努力で成し遂げた」と力を込めた。 第10回の今年は11月に対象を選定。優秀賞には富山市や愛知県常滑市、高知県大月町などの計5の団体や個人が選ばれた。