あす5日は「世界津波の日」 南海トラフ地震想定の防災訓練 国・自治体など120機関参加 和歌山
ABCテレビ
あす5日は、国連が定めた「世界津波の日」です。国土交通省は、南海トラフ地震を想定した津波防災訓練を、和歌山市などで実施しました。 訓練は、地震や津波に対する知識の普及などを目的とし、「最大震度7、マグニチュード8を超える規模の南海トラフ地震が発生した」との想定です。 メイン会場の和歌山下津港周辺では、倒壊した家屋などからの救命・救出手順を確認。 海では津波で流された人を船舶で捜索し、上空からはヘリによる被害情報の収集など、陸海空にまたがる大規模な訓練となりました。 南海トラフ地震が発生した場合、高さ8メートルから20メートルの津波が紀伊半島の沿岸部に押し寄せ、和歌山県内で約7万2000人の人的被害が見込まれています。 自衛隊や警察などからの参加者は、真剣な表情で訓練に臨んでいました。
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