伊東純也は週刊誌報道後も好調だが…英国人記者が知る“女性問題ケース”その後「フランスなら問題ない。イングランドでは簡単じゃない」
日本代表の右ウイングとして長年プレーしてきた伊東純也が、スタッド・ランスで安定した活躍を見せている。この貢献度、さらには日本での週刊誌報道を受けての現状について現地在住記者はどう見ているか。率直な印象とケーススタディをNumberWebにて記してくれた(翻訳:井川洋一。全2回の第2回/第1回も配信中) 【写真】「ジュンヤ!」伊東純也、フランスで中村敬斗と超愛されてる…昔の黒髪→イナズマ金髪→今の黒髪もカッコイイ…ヤンチャそうな久保15歳堂安17歳、遠藤17歳などレア写真を全部見る 伊東純也がアジアカップの途中に日本代表を離れた後、スタッド・ランスでの復帰戦の相手となったFCロリアンには、バンジャマン・メンディが所属している。現在31歳の日本代表右ウイングと、2018年W杯優勝時のフランス代表に名を連ねていた現在29歳の左サイドバックは、同じサイドで対峙した可能性もあったが、メンディは今夏に加入した新天地でコンディションが整わないため、ベンチにも入らなかった。
「容疑が晴れた今、問われるのはスポーツ面の功績だ」
伊東もメンディも、女性からほぼ同じケースで訴えられた選手だ。前者はフランスのスタッド・ランスに所属している時に、後者はイングランドのマンチェスター・シティに在籍している時に、それが明るみになった。 伊東はまだ刑事告訴されているだけで、検察官から起訴されているわけではないが、メンディは7件の強姦と1件の強姦未遂、1件の婦女暴行で起訴された。2021年8月にこれらが決定すると、シティはすぐに彼を出場停止処分に。選手側はすべての犯行を否定し、2度の裁判の末、およそ2年後に無罪となったが、シティはメンディとの契約が満了した2023年6月に彼を放出。このレフトバックが最後にシティでプレーしてから、685日が経過していた。これといった声明がなかったのは、時の流砂に選手と事件を埋もれさせようとしたかったからだろうか。 シティを離れた6日後、メンディはロリアンと2年契約を結び、フランスに戻ってきた。クラブは「容疑が晴れた今、問われるのはスポーツ面の功績だ」としている。ホームスタジアムの近くの壁画には、「ここにレイピストはいない。フットボールの世界には、明らかにされるべきことがもっとある」とメッセージが書かれている。
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