ゴールデンウィーク天気 28日は名古屋30℃ 東京都心29℃予想 後半も夏日続出
GW後半 晴れる所が多い 夏日続出か
30日(火)から5月1日(水)にかけては、全国の広い範囲で雨が降りそうです。低気圧や前線が通過するタイミングで雨や風が強まる可能性があり、しっかりとした傘の出番となるかもしれません。2日(木)も雨の降る所があるでしょう。曇りや雨となるため、暑さはいくらか落ち着きそうです。 一方、ゴールデンウィーク後半は、本州付近は高気圧に覆われ、晴れる所が多いでしょう。ただ、九州では4日(土・みどりの日)から6日(月・振替休日)にかけて雨が降りそうです。 4日(土・みどりの日)以降は特に気温が高くなり、名古屋や大阪、那覇では連日、25℃以上の夏日となりそうです。紫外線も強くなるため、屋外のレジャーの際は熱中症対策とあわせて、日焼け止めなどで紫外線対策も必要です。
暑くなる前から始めよう 熱中症予防
熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。 ①暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。 ②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。 ③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。 もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。
日本気象協会 本社 田中 正史