日テレ系から禁断移籍『どうなの会』が話題&好調で“放送ナシ・低視聴率・演出交代”『ジョンソン』がヤバい
■放送がなかなかない『ジョンソン』
一方で、特番『どうなの会』が盛り上がった結果、いつもなら同時間帯に放送されているレギュラー番組『ジョンソン』(月曜夜9時~)に対しては、 《今秋でジョンソン打ち切り→それって実際どうなの会レギュラー放送開始、という流れが起きても全然おかしくない状況になってる》 《それって実際どうなの会毎週やっておくれジョンソンは深夜で大丈夫だから》 と、辛らつな声が多く寄せられてしまっている。 『ジョンソン』は、かつてダウンタウンの松本人志(60)と浜田雅功(61)がMCを務めたバラエティ番組『リンカーン』の後継番組として2023年10月にスタートした番組。 かまいたちの山内健司(43)と濱家隆一(40)、見取り図の盛山晋太郎(38)とリリー(40)、ニューヨークの嶋佐和也(38)と屋敷裕政(38)、モグライダーの芝大輔(40)とともしげ(42)という次世代を担う4組のお笑いコンビがさまざまな新企画に挑戦していく番組だが――。 「放送開始から現在まで『ジョンソン』は視聴率が大苦戦。コア視聴率が1%台を記録することも多く、4月22日放送回もコアは1.6%でした。 数字が良くないからなのかレギュラー番組でありながら“放送ナシ”が多く、あからさまに放送回数を減らされている感さえあります。実際、4月22日に放送されてからは、『クレイジージャーニー』の2時間SP、2本の特番が続き、次に『ジョンソン』が放送されたのは4週間後の5月20日でした」(前出の制作会社プロデューサー)
■アイドルvs芸人企画が盛り上がったが――
5月20日放送の『ジョンソンSP』はSixTONESのジェシー(27)、田中樹(28)、高地優吾、なにわ男子の高橋恭平(24)、Travis Japanの中村海人(27)、松倉海斗(26)、HiHi Jetsの井上瑞稀(23)、猪狩蒼弥(21)――STARTO ENTERTAINMENTのアイドル軍団と『ジョンソン』メンバーがガチンコで対決する企画。ジェシーらも容赦なく鼻フックの餌食になるなど、かなり攻めた内容だった。 「STARTO社タレントのパワーもあってコア視聴率は2.4%といつもより好調でしたが、放送がGP帯であることを考えるとやはり低い。同時間帯では、日テレでマツコ・デラックスさん(51)とSUPER EIGHTの村上信五さん(42)がMCの人気番組『月曜から夜ふかし』が放送していましたが、こちらは『ジョンソン』の倍以上、5.4%でしたね。 『ジョンソン』は5月20日以降、また放送がないですね……」(前出の制作会社プロデューサー) 『ジョンソン』には、番組内容が以前より面白くなったという声もあるが、 「同番組は“スタートダッシュに失敗した”と言われていて、それがまだまだ取り戻せていない感じですね。当初、総合演出を務めていた人は経験が浅い方で、放送する企画の選定などが上手くいっていなかったと言われています。それで徐々にレギュラーメンバーとも溝ができていき……と。 今年3月11日の放送回から、総合演出が『ジョンソン』の直後の人気番組『クレイジージャーニー』の演出も担当している、TBSバラエティのエース的存在の方に交代しました。新総合演出は、特に演者とコミュニケーションを取るのが上手だと言われ、現場の士気も向上しているといいますが、残念ながら数字はついてきていない。 バラエティ番組は特番を何度か放送して数字が良ければレギュラー化するのがセオリーなので、日テレからのプレッシャーもあるようですが、『どうなの会』があと何度か放送され、その後、『ジョンソン』に取って代わる――そうした展開も十分にありそうですね」(前同) 中京テレビで作られた『どうなの課』は、2018年7月放送の特番『実際どうなの!?マネー』が人気を博したことで、『どうなの課』と改題して、全国ネットのレギュラー番組へと発展。後期にはゴールデンSPも放送されるなど、着実にステップアップしてきた番組だった。TBSに“移籍”した『どうなの会』も、いずれ――。
ピンズバNEWS編集部