【MLB】タイガース6回まで無安打リレーも逆転サヨナラ負け 前田健太は4回2/3を4安打2失点の力投
【タイガース2-3xジャイアンツ】@オラクル・パーク
日本時間8月10日、タイガースは敵地オラクル・パークでのジャイアンツ3連戦がスタート。その初戦は投手陣が6回まで無安打リレーを継続し、2点をリードしていたが、終盤3イニングで3点を奪われ、2対3で逆転サヨナラ負けとなった。ジャイアンツは先発のロビー・レイが6回5安打2失点の好投を見せ、3番手のタイラー・ロジャースが勝利投手となって2勝目(4敗)をマーク。タイガース3番手のジェイソン・フォーリーはサヨナラにつながる走者を出し、4敗目(3勝)を喫した。 【動画】ジャイアンツのマーク・キャナがサヨナラ犠飛を放つ 2回表にライアン・ビレイドの犠飛で先制したタイガースは、先発のボー・ブリスキーが3イニングを無安打に抑える好投。5回表に相手の守備のミスで1点を追加し、2番手の前田健太も最初の3イニングをパーフェクトに抑えた。しかし、7回裏に初安打を許して無死1・3塁のピンチを招くと、マイケル・コンフォートの犠飛で1点差に。8回裏にも連打で無死1・3塁となり、パトリック・ベイリーの犠飛で同点に追いつかれた。9回裏は二塁コルト・キースのエラーから無死満塁とピンチが拡大し、一死後にマーク・キャナの犠飛でサヨナラ負け。すべて犠飛の3失点で敗れるという珍しい試合展開になった。 タイガースの前田は先発ブリスキーのあとを受け、4回裏から2番手として登板。最初の3イニングはいずれも三者凡退に抑えた。7回裏は連打で無死1・3塁となったが、犠飛だけの最少失点に抑え、8回裏無死1・3塁から犠飛で同点に追いつかれたあと、ラモンテ・ウェイドJr.から空振り三振を奪ったところで交代。4回2/3(72球)を投げ、被安打4、奪三振2、与四球0、失点2という力投を見せた。リリーフ登板は今季5度目だが、合計19イニングを投げて奪三振16、与四球わずか1、被打率.264、防御率4.26とまずまずのピッチング。なお、今季の防御率は試合前の6.75から6.59へ向上している。