遠藤“ヤット”コーチが熱血指導 浜松、児童200人にサッカー教室
サッカー元日本代表で、J1ガンバ大阪の遠藤保仁コーチ(44)が12日、浜松市浜名区のサーラグリーンフィールドでサッカー教室を開いた。G大阪の宇佐美貴史選手(32)、J1湘南ベルマーレの鈴木雄斗選手(31)ら現役5選手とともに、静岡県西部の児童約200人を指導した。 約2時間にわたって熱血指導を繰り広げた。盛り上がったのはチーム別のPK戦。「PKは決めたところに自信を持って蹴って」とアドバイスを送った遠藤コーチは自身もキッカーを務めてゴールを突き刺し、PK職人の技を見せつけた。 2020年シーズン途中からジュビロ磐田に所属し、23年限りで現役を退いた遠藤コーチは、引退表明直前の昨年12月、浜松市でサッカー教室を初開催した。「約3年間お世話になった場所で恩返ししたい」との思いは所属先が変わっても変わらず、2年連続での開催にこぎつけた。 ジュビロは来季、J2で戦うことになったが、「また1年で昇格を決めて、戦えるのを楽しみにしている。陰ながら応援している」とエールを送った。
静岡新聞社