災害級の豪雪に宮下知事「全県的な応援体制を」青森市と黒石市にむつ市から排雪トラックと運転手の派遣決定
青森テレビ
「災害レベル」の豪雪に、青森県内の各自治体は相次いで対策を打ち出しました。排雪トラックと運転手が不足する青森市と黒石市には、むつ市からの派遣が決まりました。 宮下知事は6日の年頭の定例会見で、豪雪対策本部として市町村への除排雪支援を発表しました。排雪トラックと運転手の応援を要望した青森市と黒石市に対して、むつ市の下北建設業協会が派遣するということです。派遣が決まったのは、7日から11日にかけて黒石市へ4トントラックを5台、来週火曜日14日と15日に青森市へ10トントラックを15台です。 ※宮下宗一郎 知事 「ここから積もってくると大変なことになるので、早く排雪をしないといけない。全県的な応援体制を構築して排雪車を出す」 また、青森市の西秀記市長は、緊急車両が通行できる程度の除排雪が完了した生活道路の割合は、6日午前11時までに旧青森市がおおむね8割、浪岡地区はおおむね9割以上になったと発表しました。 ※青森市 西秀記 市長 「除排雪の体制が追いつかなくなってしまったというところが、大きな反省になると思っています。今後マンパワーを増やしていくのはかなり難しい話ではありますので、それよりもより効率化を図っていく必要がある」 また、弘前市の櫻田宏市長は、今週中にも除排雪費に充てる特別交付税の増額を国に要望する意向を明らかにしました。 ※弘前市 櫻田宏 市長 「地域の声は1回ではなくさまざまな形で回数多く届けていかなければ伝わらない。行ける時にまず行きたい」 弘前市が国に除排雪に関わる特別交付税の増額を求めるのは2年ぶりとなります。
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