美しさを極めた“スーパーカー”がついに完成!アルファロメオ新型「33ストラダーレ」は伝統と革新が融合した、まさにイタリアの傑作モデル
記念すべき日に第1号車が完成!
アルファ ロメオは、世界33台限定のスーパーカー 新型「33ストラダーレ」の第1号車が完成し、最初のオーナーの元へ届けられる準備が整ったと発表しました。 【画像】33台限定のイタリアンスーパーカー! アルファの新型「33ストラダーレ」を写真で見る(28枚)
この特別なプロジェクトは、アルファ ロメオがオーダーメイド車の製造に再び挑戦し、イタリアの優れた技術力と美しいデザインが改めて注目されていることを示しています。 33ストラダーレとはどんなクルマなのでしょうか。 新型33ストラダーレは、アルファ ロメオにとって2006年の「8C Competizione」以来となるスーパーカーで、ブランドの魅力を最大限に表現するために設計されたフォリセリエ(カスタムビルド=特注車)です。パワートレインは、ICE(内燃機関)とBEV(純電気自動車)の2種類がラインナップされています。 ICEモデルには620馬力超の3リッターV型6気筒ツインターボエンジンが搭載され、8速DCTで後輪を駆動。一方、BEVモデルはアルファ ロメオ初の市販電動モデルで、トータル出力750馬力超を発揮し、航続距離は最大450km(WLTPサイクル)を予定しています。いずれの仕様も、最高速度333km/h、0-100km/h加速3秒以内という驚異的な性能を誇ります。 特筆すべきは、2024年12月17日という象徴的な日付です。1966年12月17日、カルロ・キティがフランコ・スカリオーネに初代33ストラダーレのデザインを依頼しました。そして58年後の同日、新世代の33ストラダーレの完成により、この伝説が再び蘇りました。 このクルマは、職人技術と革新的なテクノロジーを融合し、顧客の希望に基づいて製作される唯一無二の「動く芸術作品」です。すべてのオーナーは、アルファロメオの開発チームと協力し、前例のないレベルのカスタマイズを実現可能です。エアインテークやフロントシールドなど、細部に至るまでオーナーの好みに応じて仕上げられます。 このプロセスは、歴史的なイタリアの職人文化を彷彿とさせ、それぞれの車が世界に1台だけの特別な存在となり、アルファ ロメオの歴史の一部として刻まれます。 新型33ストラダーレは、アルファ ロメオの新施設「ボッテガ」で製作されました。この施設では、ブランドのデザイナーやエンジニアがオーナーと直接対話し、理想の仕様を形にしています。また、伝説的なカロッツェリア・ツーリング・スーパーレッジェーラが設計に協力しており、このモデルはアルファ ロメオの未来を象徴する「マニフェスト」として、スタイルと性能の両面で注目されています。 33台すべてがすでに完売しており、このクルマはアルフェスタにとって特別な存在となり、究極のドライビング体験を提供する1台に仕上がっています。
VAGUE編集部