巨人投手チーフコーチ時代の阿波野秀幸氏

　前巨人1軍投手チーフコーチの阿波野秀幸氏（60）が19日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」（土曜後5・00）に出演。今だから話せるコーチ時代の裏話について語った。 　今回は「プロ野球の指導者はツラいよ！」と題し、往年の名監督＆名コーチが大集結。 　その中で「選手をやる気にさせる方法は？」という話題が上がると阿波野氏は3軍コーチ時代、「寮生がいろんな問題を起こすんです。その実態を知りたくて、寮生のLINEグループがありましてタイミングを見てこっそり15番目くらいに入ったんですよ。名前を変えて“ヒデ”っていう名前で入ったんです」と選手のLINEグループにこっそり加わっていたことを切り出した。 　LINEでは「連絡事項が入ってくるんですけど、時には“僕のスリッパがなくなりました。誰か知りませんか？”とか“だれだれが門限破ったので外出禁止にします”とかそういう情報をさりげなく得ていた」という。 　そのためグラウンドでは「その（外出禁止になった）選手に知らないフリして“ちょっと元気ないじゃないか、これうまいもの売ってたから寮で食べろ”とかそういうことをやって選手の気持ちを盛り上げるようにしてました」と振り返る。 　これにMCのダウンタウン・浜田雅功が「それバレなかったの？」と驚きつつ尋ねると阿波野氏は「バレそうになってきたんで、“これ誰だ！？”ってなったときにすぐ退会しました」と笑いながら語っていた。