【ボートレース】原田才一郎が自慢のペラ調整で今年初Vを狙う…津・ルーキーシリーズ
◆ルーキーシリーズ第7戦スカパー!・JLC杯争奪戦(8日・ボートレース津・最終日) 原田才一郎(27)=福岡(12R優勝戦に出走) 準優勝戦10Rでは山田が意表を突いて3カドを選択。しかし、慌てることなく冷静に1マークは先まいに持ち込み、逃げ切った。「バランス型にして行ったけど、その割には伸びは他と比べてだいぶ良かったですね。今節は回転が上がらない気象だけど、回転を上げている分、回り足、乗り心地もそこそこです」と仕上がりに納得の表情を浮かべた。 2024年後期審査期間(23年11月~)に入って勝率6・73(7日時点)と、自己ベストを更新するペース。「去年、A1に上がった時に調整のベースが見つかりましたね。調整ですごく勝率が上がったってことが大きかったです。1年を通して間違いないって思えました」と勝率をグンと上昇させた起爆剤はペラ調整だと明かした。その言葉通り、今節も前検で一番時計を記録し、当初は注目されていなかった2連率26%の56号機を見違えるほどにパワーアップさせている。 大一番の優勝戦に向けては「伸びを付けてプレッシャーを与えて、まくりか、まくり差しで勝負したいです。優勝戦は結果を残します。頑張ります」と意気込む。今年初Vを勝ち取り、結果でも成長を証明したい。(世古 智紀)
報知新聞社