リアル・エステートがエルトン・ジョンのカバー「Daniel」を公開、その裏側を語る
アメリカのインディーロックバンド、リアル・エステートが9月24日にエルトン・ジョンのカバー「Daniel」を公開した。同曲は、今年2月に発表したアルバム『Daniel』のリリースを記念したライブで披露され、ファンの間で話題となっていた。 【動画】リアル・エステートがカバーした「Daniel」 「Daniel」をカバーするきっかけとなったのは、最新アルバムを『Daniel』と名付けたことだった。アルバムのタイトルについて話し合っていたときに、誰かが“ダニエル”を提案。アルバムに人名をつけたら面白いと思い採用されたという。 そしてバンドは、アルバムのリリース直後にニューヨークのバーにダニエルという名前の観客だけを集めてライブを開催。この時にサプライズで披露したのがエルトン・ジョンの「Daniel」のカバーだった。 このことがエルトン・ジョンにも伝わり、バンドは3月にエルトンがホストを務めるポッドキャスト番組『ロケット・アワー』に出演。カバーすることになった経緯を語った。エルトンも自身の曲がカバーされたライブ映像を見たといい「(演奏してくれて)ありがとう。本当に素晴らしかった」とバンドを称えた。 また、マーティンは番組が配信された後、4月に公開されたRolling Stoneのインタビューで「私たちは車での移動中でコロラド州の南部にいた。Wi-Fiが必要だったからスターバックスに入って番組に出演しようと思ったんだけど、店内ではBGMが流れているのを忘れていた。それでしまったと思い、車に戻って出演したんだ。でも、彼に会えて本当によかった。わかりやすいインタビューだった。彼は以前から私たちのバンドを知っていたと言ってくれてうれしかったし、私の子供たちが彼の大ファンだということも伝えることができた」とFaceTimeを用いて番組に出演した時のことを振り返った。