長野県東筑摩郡山形村150周年をサッカーで祝う 元山雅選手らと交流
長野県東筑摩郡山形村の開村150周年を祝うサッカーイベントが16日、松本市の総合球技場・サンプロアルウィンで開かれた。村内の園児や児童約130人が参加し、村がホームタウンになっている松本山雅FCの元選手や、山雅サポーターでイチローのものまねでおなじみのタレント・ニッチローさんとサッカーで対戦し、ピッチを楽しく駆け回った。 村内で農業をする高崎寛之さんのほか、工藤浩平さん、中美慶哉さん、浦田延尚さんら元選手を招いた。試合形式のゲームで子供たちは、元選手とニッチローさんのチームと対戦。高崎さんが遠くにいる仲間にピンポイントでパスを送ると会場からは拍手が上がった。 ゴール前では、高校の部活でキーパーの経験があるニッチローさんが子供たちの前に立ちはだかったが、仲間と協力してゴールを奪うと、「やったー」と喜んでいた。 サンアルに何度も足を運んでいるという山形小学校4年生(9)は「いつもと違う景色で楽しかった」と笑顔だった。 29日にサンアルで行われる山雅の試合で、村はブースを出して観客に村のPRを行う。本庄利昭村長は「村にサッカーが根付いてきている。(山雅には)これからも子供たちの憧れであり続けてほしい」と期待していた。
市民タイムス